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世界を席巻する韓国カルチャーはパンにも波及? 注目したい韓国発祥のパン!
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世界を席巻する韓国カルチャーはパンにも波及? 注目したい韓国発祥のパン!

野崎 さおり
野崎 さおり

世界を席巻するK-POP、次々と配信される韓国ドラマの話題作、さらにはメイクやファッションなど、韓国カルチャーの勢いは留まるところを知りません。パン好きさんにはチェックしてほしい韓国発祥のパンを紹介します。

ニンニクとクリームチーズのコンビで甘じょっぱさが魅力の「マヌルパン」

マヌルパンは韓国の屋台で行列ができるほど人気のパン。マヌルとは韓国語でニンニクの意味です。切り込みを入れた丸いパンにニンニクを漬けたバターやオイルを染み込ませて、切れ目にクリームチーズを絞り入れて、もう一度オーブンで焼き上げています。

刺激のあるニンニクの風味と、ほのかに甘いクリームチーズの甘じょっぱさが癖になるパンです。

「PANPATI」マヌルパン(260円)

東京都町田に本店を持つ「PANPATI」でも、この夏からマヌルパンを販売しています。「PANPATI」の「マヌルパン」は、クリームチーズを甘め、ガーリックバターは塩みを強めとコントラストをはっきりさせた仕上がり。

パンはソフトフランスの生地を使っているので、カリッとした中に噛みごたえのあるパンに仕上がっています。

ガーリックも強めなので、夏バテぎみのパン好きさんにおすすめです。

■店舗情報

店名
PANPATI グランベリーパーク店
住所
東京都町田市鶴間三丁目4-1グランベリーパーク内
OPEN
月〜木 10:00~20:00 金〜日・祝 10:00~21:00
不定休
ホームページ
http://www.painpati.com
「リヨン リアン」マヌルパン(280円)

東京都大田区の東急池上線長原駅そばにある「リヨン リアン」でも6月から「マヌルパン」が登場。

生のニンニクをスライスしてオリーブオイルに漬けた、自家製のガーリックオイルを使っています。クリームチーズは塩加減を生かして砂糖を加えず、上にグラニュー糖を軽くトッピングしているのが特徴。

パン生地は「リヨン リアン」の名物メニュー、コッペパンの生地を長めに焼くことでカリっと仕上げた軽い印象の「マヌルパン」です。

■店舗情報

店名
リヨン リアン
住所
東京都大田区上池台1-8-11
OPEN
8:00~20:00
木休、日不定休
インスタグラム
https://www.instagram.com/lyon_lien/

卵たっぷり!ボリュームも魅力の「エッグサンド」

韓国の人気ドラマ『賢い医師生活』に登場したことで人気が高まったエッグサンド。

切り込みを入れた分厚いパンとたまごを大きな鉄板で焼いて、チーズやハムなどと一緒にたまごを切り込みに挟むスタイルのサンドイッチです。ポケット型のボックスで提供するスタイルがお決まり。

東京では韓国ストリートフードのメッカ、新大久保を中心にじわじわと流行中です。

エッグサンド
「EGG SANDO」アメリカンハムチーズ(650円)

韓国で人気のフレッシュジュースブランド「Juicy」が新大久保店の店頭で展開しているブランド「EGG SANDO」。使っているパンは、黄色い生地が特徴のブリオッシュです。

切り込みを入れたブリオッシュを鉄板で両面焼いて、その間に、かなりの量のたまごをスクランブルエッグにしてIN。ソースはカレー、ブルーチーズ、BBQの3種類から好みのものを選べます。焼き立てのブリオッシュとスクランブルエッグ、チーズとハムを加えたボリュームのあるサンドイッチは一度食べてみる価値あり。

■店舗情報

店名
「EGG SANDO」
住所
東京都新宿区百人町2-10-2 1F
OPEN
11:00~23:00
「HAPPY EGG」プルコギエッグ(500円)

新大久保にある韓国食材専門店が運営する「HAPPY EGG」は、いち早く2019年からエッグサンドを販売しています。

ベーコンエッグやハムエッグに加えて、韓国らしくプルコギやダッカルビをスクランブルエッグと一緒に挟んだエッグサンドも用意されています。しかもどのメニューも500円! 

とろけたスライスチーズや、ピリ辛のソースがふんわりしたスクランブルエッグや肉と絡み合って、たっぷり食べて元気になりたいときにも。

■店舗情報

店名
HAPPY EGG
住所
東京都新宿区大久保1-16-16 祥栄ビル 1F
OPEN
9:00~18:00
不定休
ホームページ
http://happyegg.jp

おしゃれなカフェの映えるスイーツパン、「クロッフル」

ボリュームやスタミナといったキーワードが浮かぶ韓国パン事情。一方で、おしゃれなカフェのメニューとして人気があるのが、クロッフルです。

クロッフルを簡単に表現すると、クロワッサンの生地をワッフルメーカーで焼いたもの。網目模様のある見た目のかわいらしさやアレンジのしやすさも手伝って、日本でも食べられるお店が増えています。

「メルティング イン ザ マウス」クロッフル シナモンシュガー(左)とオリジナルフレーバーのチャイココ(右)(各300円)

東京・広尾にあるカフェ「メルティング イン ザ マウス」は店主がコロナ禍以前に海外で出会ったクロッフルを2020年10月にメニューに加えました。

試行錯誤の末、発酵の度合いにこだわったクロッフルは、中はもっちり、外側はカリッ。全体に軽い口当たりです。

店内ではソフトクリームとブランチーズをクロッフルに組み合わせた、フォトジェニックなメニューも食べられます。

■店舗情報

店名
メルティング イン ザ マウス
住所
東京都渋谷区広尾5-17-10 1F
OPEN
月〜金 12:00~21:00、土日祝 11:00 〜21:30
不定休
ホームページ
https://www.mitmtokyo.com

ドラマに登場したり、Instagramで見かけたりと、気になる韓国のパン事情。韓国で独自に発展したパンの中には、まだ日本に上陸していないものもあるようです。気軽に旅行で現地を訪れられる日に備えて、韓国のおいしいパンを予習しておきたいですね。

WRITER

野崎 さおり

野崎 さおり

ライター。2017年パンシェルジュ検定2級合格。カンパーニュなどのハード系とクロワッサンが好き。旅の目的にはパン屋さん巡りとローカルフードの実食を必ず入れ、旅が「パンの仕入れ」になっていると揶揄されることもしばしば。早起きが苦手なのがパン好きとしての最大の弱点。

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