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吉田穂野香さん(2級)
私の合格ストーリー

吉田穂野香さん(2級)

田辺 容子
田辺 容子

ほのかさん 大学生

【プロフィール】
大学入学後料理とお菓子作りにハマり、その延長でパン作りにも挑戦。妹から誕生日にホームベーカリーをもらったことをきっかけに、自分で道具を集めて定期的にパンを焼くように。購入した料理関係の本は気づけば20冊近く。

Q1.パンシェルジュ検定を受験したきっかけを教えてください
私は料理やパン作りが好きなので、製粉業界・製パン業界への就職を志望していました。就職活動で目を引く資格や、パンが好きなことを証明出来る何かが欲しいと思っていたところ、パンシェルジュ検定に出合いました。大学3年生からはインターンや業界研究が本格化すると思い、2年生のうちに2級と3級を併願受験しました。

パン作りにハマるきっかけとなったホームベーカリー。

Q2.初めてパンシェルジュ検定を受けた時の思い出や感想
男女問わず、幅広い世代の方が受けているなという印象でした。帰り際、同じくパンシェルジュを受けていた年上の女性から声を掛けられ、終えたばかりの試験の話や、手作りパンの話で意気投合。会場から最寄りの駅まで一緒に帰りました。こうして趣味の合う仲間と偶然出会えるのは、パンシェルジュ検定の魅力のひとつかなと感じました。

ほのかさんが集めたパン作りのための道具類。

Q3.勉強方法で工夫したこと
春休みを利用して1ヶ月ほど勉強したのですが、その間3回以上はテキストを読み返しました。大事なところは色分けをしてマーカーをひいたり、年号は自分で語呂合わせを作って覚えたり。2級の範囲では国内大手製パンメーカーの企業比較が出てくるので、実際に主力商品を買って食べ比べました。

Q4.合格までの道のりで突き当たった壁と、それを乗り越えた方法
世界各国のパンの名前を覚えなくてはならず、苦労しました。なかなか覚えられないパンは、売っているパン屋さんを見つけて、買いに行きました。フィンランドやアフリカなど、近くで売っていないような国のパンは、インターネットで検索し、実物写真を見て覚えました。テキストのみに頼らず、味覚と視覚をフルに使いました。10種類以上のパンを買って、家の中がパン屋さんのような状態になったこともありました(笑)。

ほのかさんが覚えるのに一番苦労したという世界各国のパン。テキストは重要箇所に線を引きつつ、キーワードを書き出した。

Q5.パンシェルジュを取得して生活などでの変化はありましたか?
友達には驚かれました。パンが好きなことを、資格という形で証明出来るのは嬉しいです。
就職活動にも活かせました。インターン先の製粉会社や製パン会社の方に、検定を持っていることを話すと盛り上がりましたし、エントリーシートの資格欄に書くと、面接で人事の方とも話が膨らんだことを覚えています。好きが高じて資格を取得したことに関して、「興味がある分野について自ら学習し努力する力がある」と、アピール出来たのではないかと思います。
結果として別の業界への就職を決めましたが、パンシェルジュを取ったことは今後も生きてくると感じています。例えば、先日行われた内定者懇親会での自己紹介。パンが好きということと一緒に、検定の話をすると、より印象に残るようで覚えてもらいやすくなりました。

Q6.これからパンシェルジュ検定を受験する人に向けて、アドバイスやメッセージをお願いします
パンの種類の暗記は、味覚を使いながら覚えると、記憶に残りやすいと思います。知識が広がってパンの見方が変わると思うので、パンが好きならぜひ、パンシェルジュ検定を受けてみられて下さい。

WRITER

田辺 容子

田辺 容子

1990年滋賀県生まれ。製菓製パン材料を販売する会社でWEBデザイナーを経験したのち、印刷系の制作会社でライターとして勤める。現在は文化芸術を支える仕事の勉強中。好きなパンはシナモンロール。

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