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福岡発「アマムダコタン」が関西初上陸!京都・烏丸御池に「amam dacotan京都」オープン
パンのあれこれ

福岡発「アマムダコタン」が関西初上陸!京都・烏丸御池に「amam dacotan京都」オープン

田辺 容子
田辺 容子

2018年に福岡で誕生し、2021年には東京進出を果たした人気ベーカリー「amam dacotan(アマムダコタン)」。2024年11月2日、3号店となる「amam dacotan京都」が烏丸御池エリアにオープンしました。
オープン初日から連日行列が続く同店の魅力をレポートいたします。

※最終更新日2024年12月2日
※2024年12月2日より、営業時間が変更になりました。

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街に馴染むよう町家を改装した「amam dacotan京都」。約2年かけてようやく納得のいく物件に出会ったのだそう。

惣菜系からスイーツ系まで。人気商品をはじめずらり約120種類

「アマムダコタン」は、“石の町にある小さなパン屋さん”をコンセプトにしたベーカリー。イタリアンシェフでもあるオーナー・平子良太さんが手がけるパンは、具材が溢れるボリューム感と、まるで一皿の料理のような独創的な食材の組み合わせが特徴です。

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“選ぶ楽しさと、これまでに出会ったことのないパンを味わってほしい”という想いが込められ、これまで生み出されたパンは300商品を超える。

「amam dacotan京都」は、京都市営地下鉄「烏丸御池駅」より徒歩約5分のエリアに立地。気になるパンメニューは、京都限定商品を含む約120種類。「明太ぺペロンチーノバゲット」や「ダコタンバーガー」、「マリトッツォ」といった福岡や東京でも人気の商品が余さずラインナップされています。

アラビカコーヒーのドリンクも楽しめるカフェスペース

2階にはドリンクの提供コーナーと、約45席のカフェスペースを設置。格子窓からの優しい光と、ランプシェードによるオレンジ色の灯りが点るほっとする空間です。またドライフラワーなどを使用した店内装飾は、フラワーデザイナー・則武潤二さんによるもの。

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お客さん自身が主人公になったかのようなワクワクする空間を創り出せるよう、細部にまでこだわった店舗づくりもアマムダコタンの特徴のひとつです。

ドリンクメニューは、コーヒーや紅茶、抹茶ラテなど約10種類。コーヒーには、京都発のコーヒーブランド「% ΔRΔBICΔ(アラビカ)」の豆を使用。アマムダコタンのパンに合う豆を厳選して仕入れているのだそう。

新商品「レア食パン」と「ぬれリュスティック」を要チェック

注目メニューは、なんといっても「レア食パン」と「ぬれリュスティック(プレーン・チョコ)」。「アマムダコタン京都」オープンに合わせてお披露目された新商品です。

「レア食パン」は、生ドーナツの生地である自慢のブリオッシュ生地を1年以上かけて改良。「生」を超えるふわふわとした他にはない「珍しい」新食感が味わえることから「レア」という名が付けられたのだといいます。

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「レア食パン」。指が沈んでしまうくらいのふわふわ食感です。

また「ぬれリュスティック」は水分量150%と可能な限り高くして焼き上げられています。国産小麦の特性を活かした配合と職人の技術力により、究極の口どけを実現。これまでに味わったことのないしっとり感を楽しめる逸品です。

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「ぬれリュスティック(プレーン・チョコ)」。一般的に加水率80%ほどであるリュスティックですが、「ぬれリュスティック」はその数字を軽く超える水分量。

3種の京都限定サンドも見逃せない

新商品「ぬれリュスティック」と、京都の食材を使用したサンドもメニューイン。ぱんてなでは、これらの京都限定サンドについて平子シェフにお話を伺いました。

──京都の食材を使ったサンドメニューのおすすめポイントを教えてください。

「京都限定商品として、賀茂茄子や九条ネギなど京都の豊富な食材にフォーカスをあてながら、アマムダコタンらしいイタリアンの要素を取り入れた3種類のサンドを開発しました。京あげとサルシッチャソース、味噌とトマトとアンチョビなど、調味料の合わせ方を工夫しています。サンドには、今回の京都出店に向けて開発したパン生地のひとつ『ぬれリュスティック』を使用。しっとり感を実現させたリュスティック生地と、具材との一体感を楽しんでいただけるように仕上げました」

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(写真左上より時計回りに)「ぬれリュスティック豆腐サルシッチャの揚げロール京風照り焼きサンド」、「ぬれリュスティック賀茂茄子のトマト田楽京たまごのアンチョビアイオリソース」、「ぬれリュスティックささみの西京漬と焼き九条ネギ」。


創業からの“集大成”と言っても過言ではないという「ぬれリュスティック」と、京都の食材を使った京都限定メニュー。福岡や東京ですでに「アマムダコタン」に訪れたことがある人も、まだ訪れたことがない人も、わざわざ訪れたくなること間違いなしです。

また関西初出店となる京都店が、国内最後の出店予定であることもアナウンスされています。今後の「アマムダコタン」の活躍と、京都のパン文化の発展がますます楽しみになるお店が誕生しました。

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■amam dacototan京都

住所
京都府京都市中京区骨屋町141番地
営業時間
8:00~19:00(カフェラストオーダー17:30)※パンは売り切れ次第終了
定休日
不定休(Instagramにてお知らせ)
公式サイト
https://amamdacotan.com/

WRITER

田辺 容子

田辺 容子

1990年滋賀県生まれ。2023年パンシェルジュ検定2級合格。製菓製パン材料を販売する会社でWEBデザイナーを経験したのち、制作会社でライターとして勤める。好きなパンはシナモンロール。

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