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2020年、パンにまつわるトレンドニュースを総まとめ!
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2020年、パンにまつわるトレンドニュースを総まとめ!

ありま しょうこ
ありま しょうこ

新型コロナウイルスの流行により、自由な活動が制限されてしまった2020年。パンのイベントが開催中止になったり、時短営業などによりお店に行きにくくなったりと、パン好きにとってもつらい1年でした。そんななかでも新たな流行やトレンドが続々生まれ、話題を集めています。昨年、そして引き続き今年も注目されるであろうトピックスをピックアップしてみました。

外出自粛から広まった、2020を代表するパンサービス3選

新型コロナウイルスの影響で外出しづらくなり、自粛を余儀なくされたことで広まったサービスがこの3つ。

お取寄せパン

自宅にいながらにしてお店クオリティのおいしさが楽しめる「お取り寄せ」。パンに限らず、あらゆるグルメですでに一般的ではありましたが、自粛の影響で加速度的に利用者が増えましたね。「楽天市場」をはじめとした大手ECサイトやお取り寄せ専門サイトのほか、ベーカリーが独自でオンライン販売を始めるケースも目立ちました。また、近年話題になっている「サブスクリプション」をパンにも取り入れた「パンスク」なるサービスも始動。ユーザーからすると、今まで遠くて買いに行けなかったお店のパンを味わえるのはうれしい限りです。2021年に入り、再びの緊急事態宣言で巣ごもり需要が高まったことに伴い、1月の1日あたりの平均新規登録者数が前月と比べ約5倍に増加しているそう。今後も引き続きこの流れは拡大していくはずなので、注目したいですね。


パンスク
https://pansuku.com/

おうちパン

おうち時間が長くなったことで、新たな趣味として「パンづくり」を始めてみたという人も多いのではないでしょうか?そんな人に好評なのが、製パン材料やキットがオンラインで購入できる「cotta(コッタ)」や「TOMIZ(富澤商店)オンラインショップ」といったショップたちです。パンづくりに必要な材料があらかじめセットされており、初心者でも気軽にパンが焼けるのがウケたようですね。もしかしたら、思いきってホームベーカリーやオーブンを買っちゃった、なんていう人もいるかも!

ちなみに「cotta(コッタ)」では、食パンを作るための材料が定期便で届くサブスクリプションサービス「コッタベーカリー」が昨年から始まり、好評なのだとか。毎朝のおいしい食パンが自分で作れるなんてステキ!
しかもこのサービス、「うちにはホームベーカリーもオーブンもないし……」という方にも安心。なんと、届いてすぐに焼けるようにと、ホームベーカリー付きのプランも用意されているんですって。自作派になりたいけれど踏み出せなかったあなた、この機会にぜひ利用してみてはいかがでしょうか?

cotta(コッタ)
https://www.cotta.jp/

TOMIZ(富澤商店)オンラインショップ

https://tomiz.com/

ロスパン

数年前から広まり始めた「フードロス」削減の動きは2020年も継続。7月にスタートした「レジ袋有料化」も契機となり、「もったいない」精神が広く一般にも認知されたように思います。それはパン業界においても同様で、口コミやメディアでの紹介で注目されたのが「ロスパン」という仕組み。これは、街のパン屋さんでその日売れ残ったパンを割引して販売する試みのこと。お店側は廃棄するはずだったパンを売り切ることができ、利用者側はちょっとお得に購入できるんです。それをオンラインで仲介しているのが「リベイク」というサイト。全国各地のベーカリーが登録しロスパンを販売、現在人気店では長期の順番待ちも多発しているほど話題になっています。食べ物を粗末にしないだけじゃなくて、新たなベーカリー・パンとの出会いが楽しめるのも魅力のひとつですね。

 

rebake
https://rebake.me/

2020年を代表する2つの流行パン

そして、2020年の流行パンといえば真っ先に思い浮かぶのがこの2つ。

バブカ


「バブカ(Babka)」とは、もともとは東欧から伝わった伝統的なユダヤ系のパンのこと。クリスマスには赤や緑のドライフルーツでバブカを作ってみんなでお祝いするのが一般的で、ユダヤ人には古くから愛されている存在なんだそうです。当時、チョコレートは高価ゆえに一般に入手できなかったため、使われていないものが主流でした。
そして、2017年ごろに「チョコレートバブカ」がニューヨークで流行しました。卵黄や砂糖とバターを練り込んだブリオッシュのようにリッチな生地に、チョコレートやシナモンがたっぷりと入ったぜいたくな甘いパンです。見た目は長方形のローフ形をしているのが基本なのだそう。

それが2020年になって日本でも知名度を増し、ついに大手コンビニエンスストア『セブンイレブン』でも販売がスタート。1月には「いちごのバブカ」(税込159円)も登場し、バブカファンを喜ばせています。しっとりとした食感のデニッシュにはさまれたイチゴ風味のフレーク入りチーズクリームがマッチして、うっとりするような味わいが楽しめます。クオリティもベーカリーに引けをとらず、近所のコンビニでこの味が手に入るなんて感動!

サワードゥブレッド


3000年以上もの歴史を持つ原始的な製法のパン「サワードゥブレッド」も、専門店ができるなど根強いファンを中心に盛り上がりをみせました。自然発酵させた野生の酵母と乳酸菌を使って作る天然酵母「サワー種」を用い、小麦粉と塩のわずか2つの材料を加えるだけ、というシンプルさ。生地を低温で長時間発酵させてから焼くため、もっちりとした舌ざわりと乳酸菌がもたらす独特の酸味を楽しむことができるのも特徴です。

ただ、「サワードゥブレッド」が人気を集めたのは、その特徴的な味わいからだけではありません。近年の健康志向の流れもあり、その高い健康効果が注目されたからなのです。「普通のパンよりも消化しやすい」、「栄養価が高い」、「ブドウ糖の含有量が少ない」ので、「大好きなパンをヘルシーに食べたい!」と願う人にとってはありがたい存在ですね。

もちろんアラサーの私も美容に気を使いたいお年頃。「積極的に毎日の食卓に取り入れていきたい!」というわけで、今朝の朝食にいただいてみました。スライスして軽く焼き直し、大好きなイチゴジャムをおともに食べてみると、サワードゥ独特の酸っぱさも和らぎ、ちょうどよいバランスで味わえました。おいしいのにヘルシーだなんて、これぞ女子のおしゃれモーニング♪

 

 

 

WRITER

ありま しょうこ

ありま しょうこ

地域情報誌『月刊タウン情報おかやま』が運営するWEBサイト『日刊WEBタウン情報おかやま』にて、
岡山のパン屋さんを紹介する企画『パンのとりこ』を絶賛連載中。
自称「ぱんライター」としても活動しており、
異常なほどにパンを偏愛する猫好きアラサー女子。
その情熱はパンを買いに行くためだけに県外遠征し、自分でも家で焼くほど。
朝ごはんは必ずパンを食べるが、なかでも一番好きなのはベーグル!
パンシェルジュ3・2・1級にめでたく合格し、みごと「マスター」の称号を手に入れる。
子どものころの将来の夢は「パン職人の旦那さんと結婚する」こと。

★日刊WEBタウン情報おかやま
https://tjokayama.jp/

★パンのとりこ
https://tjokayama.jp/section/series/pantoriko/  
https://tjokayama.jp/section/series/pantoriko2/

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