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爽やかでインパクトもあり!夏に食べたい“青いパン”5選
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爽やかでインパクトもあり!夏に食べたい“青いパン”5選

梶原 綾乃
梶原 綾乃

ようやく暑さが落ち着いてきましたが、今夏はうだるような暑さに溶けてしまいそうな毎日でしたね。
冷やし中華にそうめんなど、目にも涼しいものを食べたくなります。
それならパンも、目にも涼しい“青色”でどうでしょう?
一見、ぎょっとする見た目でも、やみつきになること間違いなし。
ラムネ味のパンを中心に、おすすめを5つセレクトしました。

タカセ洋菓子の「ラムネぱん」(東京都豊島区)

タカセ洋菓子「ラムネぱん」

「ラムネぱん」(110円)

創業は大正9年、池袋の地で古くから愛される洋菓子店タカセは、生菓子はもちろんパンもおすすめ。スポンジカステラをパン生地で巻いた「カステ」や、白と黒の見た目がかわいい「カジノ」など独特の商品があり、レトロな包装紙にも注目です。そんな魅力的な商品のなかで筆者が推したいのは「ラムネぱん」。気軽に変える名店の“青いパン”です。

タカセ洋菓子「ラムネぱん」断面

コッペパンにホイップクリームとラムネあんを挟んだシンプルな見た目ですが、中にはこしあんも入っています。ラムネあんの爽やかさに、あんこの甘さ、そしてホイップクリームの口溶けが合わさって、甘さの中にも幅広さを感じられます。

こちらの商品は、毎年6月ごろから夏季限定で発売されている大人気商品。過去には、緑色のメロンあんが挟まった「メロンソーダぱん」も売っていたことがあったとか。復活希望!

■店舗情報

タカセ池袋本店
豊島区東池袋1-1-4 JR池袋駅東口から徒歩1分
公式サイト
https://takase-yogashi.com/

IKEAの「イケアオリジナルドーナツ」

IKEA「イケアオリジナルドーナツ」

「イケアオリジナルドーナツ」(149円)

スウェーデン発の家具量販店IKEA。ここ数年で原宿・渋谷・新宿などの首都圏への出店が増え、気軽にIKEAブランドの商品を手にすることができるようになりました。家具も魅力的ですが、手頃な価格で楽しめる北欧フードも心をくすぐりますよね。なかでも印象的なのが、ビビッドな青さと黄色のコントラストが衝撃的な「イケアオリジナルドーナツ」です。

青いグレーズに、黄色いスプリンクルをトッピング。イケアを象徴する2つのカラーをこれでもかと主張したその姿にときめきますが、味はまさかの「バブルガム味」!好き嫌いは分かれそうですが、そこまでガム感を強く感じなかったため、筆者は普通においしくいただきました。ドーナツは他にも、ピンク&黄色な「ストロベリードリーム」、紫&ピンクな「フォレストベリーストーリーズ」などカラフル。シナモンロール、カルダモンロールなど、北欧ならではのパンにも注目です。

■店舗情報

IKEA
東京都渋谷区神宮前1丁目14−30 WITH HARAJUKU内

パン工房ジョイの「ラムネあんぱん」(神奈川県小田原市)

パン工房ジョイの「ラムネあんぱん」

「ラムネあんぱん」(150円)

パン工房ジョイは、神奈川県小田原市にある知的障がい者支援施設「デイセンター永耕」が営業しているパン屋さん。住宅や田んぼが並ぶ通りに存在する、地域密着・アットホームな雰囲気のお店です。
地域密着なお店でありながら、攻めた商品ラインナップが魅力的。なるとがトッピングされた「ラーメンパン」、ちくわをくわえたワニをかたどった「ワニパン」など、面白い商品に出会えます。

パン工房ジョイの「ラムネあんぱん」断面

ここで、毎年夏に人気だというのが「ラムネあんぱん」。天然クチナシで着色されたラムネ色の生地に、焼色がほんのり付いています。中を割ると顔を出すのは、鮮やかなラムネあん。ひと口含めば、チープすぎず上品すぎない風味と、心地よい清涼感が広がります。地元の方がやみつきになるのも納得です。

店内では入ってすぐ左の冷蔵庫に入れて販売されています(同じような見た目で黒い「コーラあんぱん」もあり!)。事前に予約することもできるので、大量に欲しい方は予約しても。営業は水曜日のみ、11時〜15時と限られていますので、気をつけてお出かけください。

■店舗情報

パン工房ジョイ
神奈川県小田原市永塚408 

食パン専門店FUJISAN SHOKUPANの「FUJISAN SHOKUPAN」(山梨県南都留郡)

食パン専門店FUJISAN SHOKUPANの「FUJISAN SHOKUPAN」

「FUJISAN SHOKUPAN」(880円)

ここまで読んで、普通に「青いだけのパン」が食べたいと思ったあなたにおすすめなのが、富士山をかたどった「FUJISAN SHOKUPAN」です。河口湖駅近くにあるパン専門店FUJISAN SHOKUPANでは、富士天然水、山梨県産素材(小麦、牛乳、巨峰ジュースなど)を使い、なるべくシンプルな原料で焼き上げているそう。

食パン専門店FUJISAN SHOKUPANの「FUJISAN SHOKUPAN」カット

カットすると冠雪の富士山が。白と青のコントラストにうっとりとしてしまいます。きれいな山型に焼き上がったその姿は、触ると密度があり、しっかりとしています。それでいてクラムはやわらかく、しっとり。とろけるような口溶けと、ほのかな甘みが感じられます。まずはそのままで、ふんわりもちもち感を味わってみて。そして、ジャムなどをトッピングしてお好みの富士山にアレンジしたり、トーストして楽しむのもまたいいですね。

食パン専門店FUJISAN SHOKUPANの「FUJISAN SHOKUPAN」化粧箱

商品が入った箱も、かわいらしい富士山型

 

■店舗情報

食パン専門店 FUJISAN SHOKUPAN
山梨県南都留郡富士河口湖町船津3462-11

フジパンの「ラムネパン」

フジパンの「ラムネパン」

「ラムネパン」(参考価格:99円)

じつは一部スーパーやコンビニなどでも、青いパンが売っていました!フジパンの「ラムネパン」は、東北・関東・中部の限定商品。ラムネ風味クリーム入りの生地を練り込んだ、まるでベーグルのような見た目。見た目の青の面積が少ないので、ほかのパンよりも食べやすそうな印象です。

フジパンの「ラムネパン」中身

2等分されたパン生地には、ラムネ風味のホイップクリームと、ラムネ粒が挟まっています。ホイップクリームは軽めですが、ラムネの風味は濃厚。ラムネ粒の食感も相まって、懐かしい駄菓子っぽい味わいです。瓶ラムネと一緒に味わうと、また違った世界が広がるかも……??

■フジパン
https://www.fujipan.co.jp/

———
目にも涼しい青いパンたちを紹介しました。
夏季限定商品も、この夏まだ間に合いますので、
みなさんも、ぜひためしてみてはいかがでしょうか。
カラフルなケーキやアイシングクッキーなどが好きな筆者としては、
“青いパン”も、夏の代名詞レベルに浸透させていきたいと思います!

WRITER

梶原 綾乃

梶原 綾乃

編集者/ライター。
お菓子やパンを作ったり、食べたりすることが好き。
ご当地パンの包装紙を収集中。「サラダパン」が大好き。

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