Pasco「超熟」発売25周年イベントでギネス世界記録™に挑戦!「最大のサンドイッチづくりレッスン」レポート
10月1日、「最大のサンドイッチづくりレッスン」というギネス世界記録™に挑戦するイベントが、東京ビックサイトにて開催されました。主催は敷島製パン株式会社。「Pasco」がブランド統一20周年を迎え、「超熟」発売25周年を迎えたことによる記念イベントの様子をレポートします。
一般参加者と、スペシャルゲストの平野レミさん、和田明日香さんが参加
会場は抽選によって選ばれた一般参加者が集まり、本イベント用に配られた緑のエプロンとバンダナを着用しました。本イベントの応募総数はなんと約3000組6000人(定員の10倍)!。夫婦や親子で参加しているパン好きさんが多い印象でした。
今回の記録に一緒に挑戦したのは、料理愛好家の平野レミさん、料理家・食育インストラクターの和田明日香さん。いつもオリジナリティあふれる豪快な料理で世間を驚かせるレミさんですが、今日は講師ではなく、ギネス記録の参加者です。記録達成に貢献できるよう、「真面目にがんばります」と意気込むと、義理の娘である和田さんは、「今日は私は監視役です」と、が目を光らせていました。
パンが大好きなおふたり。和田さんは「超熟シリーズのイングリッシュマフィンはいつも迷わず買います。カリカリよりも、ガリッガリにこんがり焼くのが好きです」と話しました。レミさんは「きんぴらとかカレーとか、冷蔵庫に残ってるものは全部サンドイッチにしちゃう。何入れたってオーケーですからね」と熱く語りました。
2種類のサンドイッチに挑戦
今回のギネス記録名は「最大のサンドイッチづくりレッスン(Largest sandwich making lesson)」。レッスンを受けた参加者200名以上が、2つあるメニューのうち最低でもひとつのサンドイッチをつくることが求められます。また、完成したサンドイッチは3つの条件を満たしている必要があること、自分の力で作り上げる必要があることなどが説明されました。
レッスンの講師を務めるのは、フードコーディネーターの蓮沼あいさん。レッスンがスタートすると、サンドイッチの魅力や奥深さを語ってくれました。おいしく作るポイントは、単体で食べてもおいしいパンを選ぶこと。パンにはバターなどの油分を塗って、具材から出る水分をブロックすることなど。また、角食パンはキメが細かく密度があり、山食は軽くふんわりしているので、具材や好みによってパンを選ぶことなども教えてくれました。
そしていよいよ2つのレシピの実習が始まりました。
「わんぱくサンド」は、ポテトサラダ、ゆで卵、紫キャベツ、キャロットラペ、レタスとたくさんの具を山高にのせてラップできっちり押さえます。「フルーツサンド」は、フルーツの配置と切り方を覚えておくことで、きれいな断面を作ります。
参加者の挑戦がスタートすると、みなさん真剣そのもの。お母さんは、子どものサンドイッチづくりを手伝えないぶん、言葉でアドバイスを送るなど、協力プレイで頑張っていました。しばらくするとパンを切って断面を確認した人たちの声が、そこかしこから聞こえてきました。みなさん、うまくできたでしょうか?
監視員による厳しい審査が終わると、いよいよ実食タイム。たくさんの人たちが、それぞれ自分の作ったサンドイッチを食べる様子は圧巻!みなさんとてもおいしそうに食べていて、会話もはずんでいました。レミさんも、自分で作ったサンドイッチのおいしさに思わず「いいね!」ポーズでした。
一緒に作って食べて、歓喜の達成!
サンドイッチを食べ終わったあとは、いよいよ結果発表の時間。公式認定員が結果を告げます。条件を満たしたサンドイッチを作ったのは、463人。見事認定です!公式認定証を敷島製パン株式会社 常務取締役 上席執行役員 根本 力さんが受け取りました。改めて達成おめでとうございます。
そして根本さんは最後に、新商品「超熟ロール全粒粉&オーツ麦入り」をPR。そのままでも具材をサンドしても楽しめるロールタイプのパンで、その名の通り全粒粉やオーツ麦の香ばしさが味わえます。コロナ禍を経て健康の意識が高まり、高齢化社会も相まって、世の中の流れにあわせて新商品を生み出すPascoらしい新作です。
根本さんはイベント冒頭で、「誰かと『一緒につくる、食べる』楽しさを感じていただければ大変うれしい」と語っていました。これまで、あらゆるかたちで豊かで楽しい食生活を提案してきたPascoブランド。コロナ禍で叶わなかった消費者とのコミュニケーションが、このようなイベントになって実現したようでした。
ぱんてな編集部の取材に根本さんは、「これまで店頭の試食販売やテレビコマーシャルなどで、サンドイッチに近い提案をしてきたので、サンドイッチづくりは「超熟」のDNAのようなもの。記念イベントをやるならば「サンドイッチレッスン」というアイデアは、社内の中でもすとんと落ちたと思います」と話していました。
25周年を迎えた「超熟」は、“余計なものは入れない。”という言葉にあるように、なるべくシンプルな原料で、⼩⻨本来の味や⾹りを引き出した食パンとして、多くの人々に愛されてきました。これからも時代に合わせて、パン好きさんのお腹と心を満たすすてきなパンを生み出していってほしいと強く思いました。