

知識が自信に! パン好き俳優として活躍中 雪見みとさん(俳優)

雪見みとさん(パンシェルジュ2級)
1997年兵庫県神戸市出身、同志社大学商学部卒業。2018年雑誌にてデビューし、その後は数々の広告や映画・ドラマ・舞台などに出演している。主な出演作品はNTV「ゼッケン!」ほか。年末には舞台『松竹創業百三十周年 スイートホーム ビターホーム』の公演が控えているなど、俳優としてはもちろん、パンシェルジュ検定2級を取得後は、スイーツメディア「ufu」パン部でのコラム執筆など、パンに関するさまざまなメディア発信でも活躍している。

パン屋めぐりが趣味だという雪見さんは、2023年3月に3級との併願で2級を取得。
パン好き俳優・雪見さんのパンヒストリー
物心がついた頃から、我が家の朝食はパンでした。スーパーへ買い物に行った時におのおの好きなパンを選んで購入し、翌日の朝食にそれを食べるのがわが家の習慣で、私は菓子パンを選ぶことが多かったです。
なかでもよく食べていたのが「サンミー」。クリームをサンドした生地にクッキー生地のようなものを重ねて焼き上げ、チョコがけしたパンなのですが、その味わいはもちろん、3つの味が折り重なるから“サンミー”という、絶妙なネーミングセンスも好きでして。関西圏では一般的に販売されている商品で、今でも好きなパンのひとつです。
私はパン消費量日本一常連の兵庫県神戸市出身で、わが家のパンの消費量も多かったのではないかと思います。大学時代は京都に住んでいて、神戸と並ぶほどパン消費量の多いところで当たり前のようにパンを食べてきました。
一番好きなパンはクロワッサンです。飯田橋にある「Le Coin Vert PATRICK LEMESLE(ル・コワンヴェール パトリック・ルメル)」のクロワッサンがお気に入りです。クロワッサンは本場風になればなるほど甘くない食事パン系が多いのですが、このお店はシロップがけの甘いクロワッサン!こだわりのフランス産バターを使った香りや食感の良さに加え、見た目の美しさも私好みです。

おうちでくつろぐパジャマも、かわいいクロワッサンデザイン!日常にも雪見さんのクロワッサン愛があふれています。


パンシェルジュ検定を受験したきっかけ
パンにつながるお仕事がしたいと思ったからです。私は俳優としてメディアで発信する仕事もしているので、自分の好きなパンを紹介したり、パンの魅力を伝える仕事もできればと思いました。
そこで、何かパン好きを証明できるような資格はないかなと思ってネットで調べていたら、パンシェルジュ検定があることを知りました。パンに関する知識が広く学べるので、食べる専門のパン好きでも役に立ちそうな資格だなと思いまして、受験を決めました。
私は集中して勉強するタイプなので、公式テキストを常に持ち歩いて、少し時間が空いた時にカフェに入ってひたすら読み込みながら、模擬問題を解いたりしていました。

「テキストを持ち歩くのは重くて大変でしたが“パンの勉強をしてるぞ”と実感できて楽しかったです」と雪見さん。


ディープなパンの知識を学べた検定試験
検定試験の勉強では、元から知っている知識よりも、新しく学ぶ知識のほうが多かったと思います。特に小麦の性質だとか酵母のことなどはこれまで考えたこともなかったのですが、資格取得後は、パン屋さんのポップに書いてある酵母や小麦の種類などもよくチェックするようになりました。
パンの歴史を幅広く勉強できたのも面白かったです。紀元前ぐらいから、日本における戦後のトレンドの移り変わりまで知ることで、この先どういうパンが流行るのかを追うのにもつながる気がして、今後にとても役に立つのではないかと思いました。あんぱん発祥の店がどこかなどは、ちょっとした豆知識を披露したい時に使っています(笑)。
また、パン屋さんの系列などを知ることができたのも大きかったです。例えばアンデルセンは歴史あるグループ会社で、系列店がいろいろあるとか、デンマークのパンがベースとか、揃えている商品のルーツや種類などを知ることで、パン活がより楽しめるようになりました。
パンシェルジュ資格取得後、お仕事に変化が
パンシェルジュを取得する以前にも、パンのイベントに携わる機会がありましたが、資格取得後はさらにパンに関する仕事をご依頼いただくようになりました。

渋谷西武で開催された「今日から始めるSDGs」では、冷凍パンの販売を企画。
北海道文化放送の「いっとこ!」という情報番組で、パン屋さんを紹介するコーナーに出演させていただいたり、「世田谷パン祭り」や、「ufu(ウフ)」というスイーツメディアのパン部でコラムを書いたりと、声をかけていただくことが多くなりました。
以前はただのパン好きでしたが、パンシェルジュを取得したことで基礎知識を持つパン好きの証明になり、広く知っていただける場面が増えたと思いますし、私も自信もってパンを紹介できるようになりました。

「世田谷パン祭り2023」では、出店店舗のコラムを担当。
また、いろいろな方からパンの情報をいただくことも多くなりました。聞いたおすすめのパン屋さんはグルメサイトでチェックしておき、仕事でいろんな場所に行くたびに「この近所にあった気がする」と思い出しながら行ったりしています。
今後の目標や、新たにチャレンジしたいこと
目標が二つあります。一つは、パン屋さんやパンメーカーと協力して、私が好きなパンや、作ってみたいパンをプロデュースすることです。
地元のパン屋さんで売っていて好きだった、ゆで卵がまるまる入った思い出のパンを再現したり、「丹波の黒豆」など、兵庫県の食材を使ったパンをプロデュースして、地元を盛り上げることもできればいいなと。
もうひとつは、自分の名前を冠したパンの紹介番組や、雑誌で連載などパンの魅力を発信していく場を増やしていくこと。そうして、パン好き俳優の1人として数えられる存在になれれば嬉しいなと思っています。


仕事の合間に出会った、「塩パン」「ブール」にハマり中!
最近感動したパンのひとつが、愛媛県に本店がある「パンメゾン」の「塩パン」です。1個120円とお手頃なのですが、外はサクッと中はジュワッとしていて。シンプルなパンだからこそ繊細さが重要ですが、塩加減なども絶妙なんです。塩パンは少し前のブームの時、いろいろなお店で買って食べましたが、この塩パンはコストパフォーマンズが抜群だと思いました。サツマイモやメロンパンなど種類も豊富ですが、どれもおいしかったです!
もうひとつが「baguette rabbit(バゲットラビット)」の「ブール」です。高加水の生地を焼き上げたもので、もちっと、ふわっとした食感で。今まであまり食事系のパンを買わなかったのですが、「ブールってこんなおいしいんだ!」と。そして「また絶対食べたい!」思えたパンでした。


読者のみなさんにメッセージ
仕事としてパンに携わっていなくても、パンシェルジュ検定の勉強をすればよりパンの魅力を知ることができ、パン活の世界が広がります。
勉強することに価値があると思いますので、資格取得にこだわりがない人でも、パンが好きな人にはぜひ気軽に受験してもらいたいと思います。