旬をいただきます!京都の春野菜たっぷりパン4選
季節の恵みを堪能しよう
降り注ぐ日差しがやわらかく、春の訪れを感じられるようになりました。冬の厳しい寒さを越えて草木は芽吹き、いきいきとした生命力を感じられる季節。青果売り場にも、今の季節にしか味わえない、瑞々しく彩り豊かな野菜が並びます。
旬に食べる野菜はおいしく、栄養価も高くていいことずくめ。また、寒暖差が激しい盆地気候を特徴とした京都では、「京野菜」と呼ばれる、他の地域にはない良質な野菜が生産されています。
そこで今回は、旬の春野菜・京野菜をふんだんに使用したパン4種をご紹介いたします。
※各商品の詳しい情報は、店舗にお問い合わせください。
春満開・菜の花たっぷり!トコハベーカリー「季節のピッツァ」
最初にご紹介するのは、「トコハベーカリー」の「季節のピッツァ」。季節ごとに内容が変わり、春限定で登場するのは、菜の花とベーコンのホワイトソースピッツァです。
春野菜の代表格・菜の花をふんだんに使用。さらに、コーンや角切りベーコンがごろごろとトッピングされ、見た目にも春の訪れを感じさせられます。
温めると、黒コショウのスパイシーな香りが漂います。たっぷり使用された菜の花の苦みと、チーズのまろやかさがベストマッチ。アクセントに黒コショウがピリリと口の中に広がります。華やかで可愛らしい見た目とは裏腹に、ちょっと大人のピッツァ。菜の花の歯ごたえと、ふわもち生地の食感のコントラストもお楽しみいただけます。
お店は、京都府立植物園のすぐ近く。春仕立てのピッツァとともに、春の植物を満喫するのもいいかもしれませんね♪
■トコハベーカリー
京都府京都市北区上賀茂岩ヶ垣内町22 パティオ北山102
「季節のピッツァ(菜の花とベーコンのホワイトソースピッツァ)」
価格:260円(税込)
京野菜のうまみが染みしみ♪京都らしいネーミングもユニークなBoulangerie MASH kyoto「九条葱の焼いたん」
続いてご紹介するのは、京都の伝統野菜・九条ねぎを使用したパン。平安朝前期にはすでに栽培されていたという九条ねぎの旬は、10月~3月中頃まで。
そんな九条ねぎを使用し、京風タルティーヌに仕立てた「九条葱の焼いたん」を販売しているのは京都市下京区にある「Boulangerie MASH kyoto」です。
約5cm幅の九条ねぎがバゲットに敷き詰められ、見た目のインパクトは大。西京味噌仕立てのクリームソース、隠し味に醤油を使用し、九条ねぎとベーコンを香ばしく焼き上げています。シャキシャキ食感の九条ねぎの甘みとうまみがバゲットにしゅんでいて(=関西弁で「染み込んでいる」の意)、和食を彷彿とさせる上品な一品です。
■Boulangerie MASH kyoto(ブランジュリーまっしゅ京都)
京都府京都市下京区東洞院通高辻下る燈籠町568
「九条葱の焼いたん」
価格:259円(税込)
新鮮野菜を贅沢使用!THE BREAD「スナックエンドウのフォカッチャ」&「ブロッコリーパン」
最後にご紹介するのは、「THE BREAD」にて3月より新発売の2種類。こちらのお店は、“昔ながらの八百屋さんの思いを大切に”をコンセプトにしたスーパーマーケット「京都八百一本館」内にあります。青果売り場に隣接し、「THE BREAD」にも野菜を使用したパンがずらりと並んでいます。
そんなお店でいただける春野菜パン一品目は、「スナックエンドウのフォカッチャ」。赤・緑・黄の三色の野菜が、まるで虹が架かったかのように並んでいます。
赤と黄のパプリカは肉厚でジューシー、スナックエンドウ(スナップエンドウ)はプリプリで歯ごたえ抜群です。野菜自体の味が濃く、トマトソースによって後味はフレッシュ。贅沢に使用された野菜の陰で姿は見えませんが、少量のアンチョビが味のアクセントになっています。
二品目は「ブロッコリーパン」。ブロッコリーも、今や一年じゅう食べることが出来る野菜ですが、出荷量が最も増えるのは11月~3月頃なのだとか。ビタミンCや葉酸、ビタミンEなどがたっぷり含まれており、栄養価が豊富な野菜として知られています。
フワフワの生地にはバジルが練り込まれ、爽やかな風味が広がります。中央には本物のブロッコリーが鎮座し、その下にはマヨネーズが隠れています。モコモコとした見た目は、ブロッコリーそのもののようなかわいいフォルム。野菜嫌いなお子様も楽しんで食べてくれそうな一品です♪
■THE BREAD(ザ・ブレッド)
京都府京都市中京区三文字町220
「スナックエンドウのフォカッチャ」
価格:250円(税込)
「ブロッコリーパン」
価格:220円(税込)