パンのトレンドが集まる場所、東京駅でお土産に買いたいパン7選
首都東京の玄関口、東京駅。JR東日本によれば、1日平均の乗車人員数は27万人余りと多くの人が乗り降りしています。それだけに東京駅にはたくさんのお店が並び、パン屋さんだけでも関東の実力派ベーカリーを中心にさまざまなパンを販売しています。お土産を買う場所としてはもちろん、東京のトレンドフードが垣間見える場所としても注目したい場所、東京駅で買えるお土産に適したパンをご紹介します。
東京駅には限定あんぱんが集中! 東京駅で買いたいあんぱん3選
パン好きからあんこ好きまで、誰もが好きなパンといえば、あんぱんです。東京駅にも各ベーカリー自慢のあんぱんが販売されています。その中でも食べ比べたくなる東京駅限定のあんぱんに注目しました。
岡田謹製あんバタ屋「岡田謹製あんバタパン」303円
東京駅八重洲北口に2020年8月にオープンした「岡田謹製あんバタ屋」。現在、常設の店舗はこちらだけです。「岡田謹製あんバタパン」のあんこは北海道産えりも小豆を使用して丁寧に炊き上げたもの。あんこに合わせて、なめらかで塩味の効いたバタークリームが注入されています。
気になるパン生地は、カステラとスポンジケーキの中間をイメージして作ったとのこと。しっとりとしながらふっくらと軽い仕上がりで、主役のあんことバターを引き立てながらも、口当たりがよくひと口食べると止まらない味です。6個入りのケースでの販売もしています。
■店舗情報
- 東京ギフトパレット店
- JR東京駅八重洲北口 1F 東京ギフトパレット内(改札外)
- 岡田謹製あんバタ屋
- 公式サイト
東京あんぱん豆一豆「東京レンガパン」287円
メディアで取り上げられることも多い「東京レンガパン」。東京駅のレンガと同じ大きさの四角いパンは『東京駅』と文字も入っていて、東京駅のパン土産としては不動の人気を誇ると言ってもいいかもしれません。
人気の秘密は見た目だけでなく、あんぱんとしての味わいにも。ふっくら、しっとりしたパン生地には小豆が練り込まれています。パンの中央には、赤練り餡と白餡入りのオリジナルクリームの両方が入っていて、パンのやさしい甘みと合わせて、いくつもの味わいを楽しむことができます。大きさも食べごたえがあって、満足感もあり。4個入りの箱では通信販売も行われています。
■店舗情報
- 東京あんぱん豆一豆
- JR東京駅サウスコート内 1F エキュート東京(改札内)
- 東京あんぱん豆一豆
- 公式サイト
元祖木村焼き 百両屋「つぶあん」216円
見た目も名前もユーモラスな「元祖木村焼き 百両屋」。プロデュースしているのは「メゾンカイザー」の木村周一郎さんです。小判形のパンは4種類ありますが、「つぶあん」と「季節限定あんぱん」がグランスタ東京限定品。求肥入りで食べごたえのある「つぶあん」がイチオシです。バターと卵をたっぷり使った生地は黄金色。もちろんあんこも本格派です。3口ぐらいで食べられるサイズ感もおやつや軽めの朝食にもぴったり。
4つ入りの箱が用意されていますが、1つの形が小判を積み重ねた二十五包金型を象っているとのことで、その二十五両が4つ合わさって百両になるそうです。その日のうちに冷凍すれば1週間日持ちがするとのこと。少し多めに買いたくなってしまいそうです。
■店舗情報
- 元祖木村焼き 百両屋
- JR東京駅グランスタ東京1F(改札内)
- 元祖木村焼き 百両屋
- 公式サイト
- 公式インスタグラム
間違いない味。東京駅で買えるあの名店のパン
パン好きさんがパン好きさんに贈るパンのお土産ならば、味の確かさを最優先したいと思うのも当然です。東京駅の中にはいくつも有名なパン屋さんがありますが、誰もが納得する名店の味を候補にしてはいかがでしょうか?
Zopf カレーパン専門店 「Zopf オリジナルカレーパン」324円
パン好きなら知らない人はいない千葉県松戸市の有名店「Zopf」。その人気商品「オリジナルカレーパン」が松戸まで行かずとも、JR東京駅で買えることはご存知の方も多いはず。外側はガリッとした食感で、少し甘いパン生地はもっちり。10種類以上のスパイスで仕上げられたカレーは、牛挽肉、玉ねぎ、にんじん、きのこ入りで程よくスパイシーです。
時間帯によっては行列ができていることもありますが、目の前で次々とカレーパンが揚げられる様子を見るのも楽しいもの。アツアツはいうまでもありませんが、冷めてもおいしいカレーパンです。魅力がたっぷり詰まったカレーパンは、お土産として渡すと喜ばれること請け合いです。
■店舗情報
- Zopf カレーパン専門店
- JR東京駅グランスタ東京B1(改札内)
- Zopf カレーパン専門店
- 公式サイト
プティ ガルガンチュワ「プティブリオッシュ 栗&きな粉」648円
日本を代表する高級ホテルのひとつ、帝国ホテル内にあるショップ「ガルガンチュワ」がJR東京駅内に出店しているのが「プティ ガルガンチュワ」。スイーツが中心のラインナップですが、パン好きにおすすめなのが季節ごとのプティブリオッシュです。
この秋、10月31日まで限定で販売されているのが「プティブリオッシュ 栗&きな粉」。サクっとしたクラストとふんわりしていて口溶けのよいクラムのブリオッシュ生地には、渋皮付きの栗と香ばしいきな粉のクリームを織り混ぜて焼き上げられています。トッピングはマカデミアナッツと粉糖。上品ななかに遊び心のあるパンは、ゆったりした気分で過ごしたいティータイムにぴったりです。
■店舗情報
- プティ ガルガンチュワ
- JR東京駅グランスタ東京1F(改札内)
- プティ ガルガンチュワ
- 公式サイト
家族みんなの笑顔を作る、とっておきのパン土産
子どもからお年寄りまで、家族みんなが気に入るけど、ちょっとユニークで特別感のあるものを選んで差を付けたい。そんなときに選びたいパンなら、この2つはいかがでしょうか?
デイジイ東京 グランスタ店「0系新幹線パン(チョコクリーム)」325円
子どもたちはもちろん、鉄道好きな大人にもお土産に渡したくなるのが「デイジイ東京 グランスタ店」の「0系新幹線パン」です。これぞ駅のお土産パンといった箱のデザインは夢があって、贈る人の笑顔を想像してしまいます。
本物の0系新幹線は随分前に引退してしまいましたが、そのルックスは今もファンの多い可愛さ。「0系新幹線パン」でも印象的な先頭部分や窓など細かい部分を思い出させてくれるので、実は大人の方が手に取るとワクワクしてしまいそう。賞味期限が約1週間後までなのも、お土産向きのうれしいパンです。カスタードもあり。
■店舗情報
- デイジイ東京 グランスタ店
- JR東京駅グランスタ東京1F(改札内)
- デイジイ東京 グランスタ店
- 公式サイト
Curly’s Croissant TOKYO BAKE STAND「プレミアムクロワッサン」テイクアウト270円、イートイン275円
栃木県宇都宮市に本店を構える「THE STANDARD BAKERS」がグランスタ東京地下に展開するクロワッサン専門店が「Curly’s Croissant TOKYO BAKE STAND」。グラン・ムーラン・ド・パリ社の小麦粉とフランス産高級発酵バターを使用したクロワッサンを買うことができます。
「プレミアムクロワッサン」は、バターの香りとうまみを感じ、クラストの苦味もはっきりとしていて、内部の層もしっかりしているクロワッサン好きの心を満たすクロワッサンです。4つ入りのボックスが用意されているのもお土産向き。繊細なクロワッサンを崩さないように運べるのがうれしいですね。
■店舗情報
- Curly’s Croissant
TOKYO BAKE STAND
JR東京駅グランスタ東京B1(改札内)- 公式
旅行や帰省、出張など遠方に行くときに限らず、東京駅はたびたび利用するというパン好きさんも多いかもしれません。東京駅で買える豊富な商品の中から、相手の喜ぶ顔を思い浮かべながらプレゼントや手土産としてパンを選ぶのも、パン好きにとっては貴重で楽しい時間になるのではないでしょうか?