「リンツ」&「ロイズ」の味をチョコスプレッドで!おいしい食べ合わせも紹介!
いよいよバレンタインの時期がやってきました。“今年はどんなチョコレートを買おうか迷っている”なんて人も多いと思いますが、チョコレートでおなじみの「リンツ」と「ロイズ」では、チョコレートスプレッドを販売しているのをご存知ですか?そこで、パン好きさんならきっと気になる、2社のチョコレートスプレッドを実食レポート。数種のパンとの相性を検証したり、スパイスを活用した“おいしい食べ合わせ”を楽しんでみました。
筆者も“実食レポのためだから”と自分に言い訳しつつ、記事を書きながらついつまみ食いを繰り返してしまったほど、そのまま食べてもおいしい2つのチョコレートスプレッド。最初に、それぞれの商品について紹介します。
リンツ「チョコレートスプレッド」(200g 1,620円)
カラフルなキャンディ包みがかわいい、丸い形の「リンドール」でおなじみ、スイスの老舗チョコレートブランド「リンツ」。バレンタインをはじめ、ギフトで利用したことがある人も多いのではないでしょうか。
「リンツ」の「チョコレートスプレッド」は、ボトルに「DARK」と書いてあるように、色もダークなチョコレートブラウンです。ヘーゼルナッツやアーモンドの風味豊かでほどよい甘みがあり、口の中で儚く溶けていくほどなめらか。あとくちがちょっとビターな、大人の味わいです。ほかに、ヘーゼルナッツ40%というスプレッドも販売されています。
<購入方法>
全国のショップやオンラインショップで
ロイズ「パートショコラ」(320g 994円)
「ロイズ」は、北海道のお土産としても有名なチョコレートのメーカー。近年は催事だけでなく、九州や東北の一部地域を中心に移動販売車なども登場していて、バレンタイン時期以外でも各地でロイズ商品を購入できる機会が増えました。直営店は現在も札幌近郊のみですが、なかにはベーカリー併設店舗も。パン好きには、こちらも気になるところです。
「パートショコラ」は、フタを開けただけでナッツの香りがふわ~と広がります。ミルキーなチョコレートブラウンのペーストを口に含むと、カカオの風味とともにナッツの風味とコクが感じられます。ちょっとスイートな味わいを楽しんだあと、上品なカカオの余韻が残るのも印象的なチョコレートスプレッドです。
なお、ロイズの公式インスタグラムでは、「パートショコラ」を使ったアレンジレシピを公開中。ベーカリーで人気の板チョコパン「グテ」も再現できますので、チャレンジしてみては。
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<購入方法>
札幌近郊の直営店やオンラインショップ、通信販売で。
※直営店は店舗によって取り扱い商品が異なるので、事前に問い合わせを。
・ロイズ公式オンラインショップ
・ロイズ通信販売 0120-373-612(受付8:30~17:30※年末年始を除く)
「リンツ」&「ロイズ」のチョコレートスプレッドをいろいろなパンで食べ比べ!
チョコレートスプレッドだから、パンに合うのは当然。とはいえ、パンもいろいろな種類があるので、それぞれどんなパンとより相性がいいのか気になるところです。そこで今回は、「リンツ」の「チョコレートスプレッド」と「ロイズ」の「パートショコラ」を、一般的に流通している食パン、ベーカリーのバゲット、クロワッサンの3種類に塗って食べてみて、“どちらのスプレッドがどのパンにより合うか”を、筆者なりに検証してみました。
食パン
それぞれ、生の食パンとトーストで試してみました。どちらもおいしいですが、生の食パンにより合うと感じたのは、「ロイズ」。こちらのほうがスイートだからなのか、生地の甘みとよく合います。逆にトーストとより相性がよかったのは「リンツ」。ビターさと食パンの香ばしさがいいハーモニーに。
バゲット
バゲットは、どちらも相性抜群。「リンツ」はバゲットの香ばしさとも相性よく、「ロイズ」は生地の塩けによって、甘みやコクがより深まるような気がします。
クロワッサン
筆者のお腹の許容量も鑑み、ミニクロワッサンで食べ比べしてみました。クロワッサンの甘みやバターの風味が、ビターさとも合い、ナッツの風味をより引き出す「リンツ」の方が相性がいいようです。
検証の結果、パンの種類によって味の感じ方がかなり違うことがわかりました。ただ、パン自体の味わいや食感はメーカーやお店によっても違いますので、みなさんがいつも食べているパンでもぜひ試してみてください。
チョコ×スパイスのアレンジスイーツで午後のひとときを
次に、“ただ、塗るだけでなく、もっと楽しんでみたい!”ということで、スパイスを使ったチョコレートスプレッドのアレンジを考えてみました。まずは午後のひとときに気軽につまめるスイーツを、「リンツ」と「ロイズ」、それぞれ1品ずつ作ってみました。
「リンツ」でスイートな「シナモンマシュマロピザ風トースト」
珍しいアレンジではありませんが、前からやってみたかったマシュマロとチョコのピザ。トーストと相性のよかった「リンツ」の「チョコレートスプレッド」を食パンに塗って、100円ショップで販売しているハートや小粒のマシュマロをトッピングして、オーブントースターで焼き上げてみました。
筆者的には、焼き上げたあとにシナモンをたっぷり振って、コーヒーと楽しむのがおすすめ。マシュマロたっぷりでも、ちょっとビターな「リンツ」のチョコレートスプレッドとシナモンが、甘みをほどよく引き締めてくれます。クラッシュアーモンドはお好みでどうぞ。
「ロイズ」で「カルダモンとみかんのプチロールサンド」
「ロイズ」の「パートショコラ」は、“フルーツと合うのでは?”という思い付きで、カルダモンを加えたみかんのロールサンドを作ってみました。
缶詰のみかんとあなどるなかれ!カルダモンの華やかな風味が加われば、ちょっとオシャレな味わいに変身。コクとほどよい甘みのある「ロイズ」の「パートショコラ」ともよく合います。食べる直前に“追いカルダモン”するのも、筆者的にはおすすめ。紅茶と楽しんでみてください。
ワインにも合う!?夜は大人のおつまみを
“夜はお酒を飲みながらゆっくり過ごしたい”なんて人も多いのではと、バゲットのカナッペを2種考えてみました。どちらも、スライスしてカリッとトーストしたバゲットを使用。ワインと楽しむのもいいのですが、シュワッと軽やかな“白ワインの炭酸割り”の方がよく合う印象なので、ぜひ一緒に楽しんでみてください。
「リンツ」で「クローブ香るいちごカナッペ」
“チョコレートスプレッドを塗ったバゲットに、いちごジャムをちょこっとのせるとかわいいかも”なんて単純な発想から考えたカナッペ。ただ、何かひと工夫をと、相性が良いというクローブをいちごジャムに加え、ふんわりマスカルポーネも合わせてみました。
すると、エキゾチックな香りが加わり、いちごジャムがキリッと引き締まるような大人の味わいに変身!さわやかなマスカルポーネ、ビターなチョコレートスプレッド、それぞれの味わいがより引き立つようになりました。それぞれの味をしっかり感じつつ、絶妙なハーモニーが楽しめるカナッペは、“白ワインの炭酸割り”との相性抜群です!
「ロイズ」で「マスタードチョコソースのチキンカナッペ」
チョコレートを使った料理のなかでも、「マスタード×チョコ」は、おうちでも手軽にできるのではないでしょうか。過去にファストフードでも採用されていた組み合わせを参考に、このカナッペを作ってみました。
粒マスタードの酸味に「パートショコラ」の甘みが加わり、マイルドで深みのある味わいに。カカオの風味とも融合し、はじける粒の辛みがほどよいアクセントになって、マスカルポーネのコクが加わったサラダチキンのうまみも引き立てます。これは、お酒が進みそうです♪
今年のバレンタインは、街へ出てゆっくりチョコレート選びというのもまだまだ難しそうなので、チョコレートスプレッドでおうちバレンタインを楽しむのもいいかもしれません。
今回は、“手軽にササッと作ってしまいたい”という、筆者の下心見え見えの簡単アレンジを紹介しましたが、簡単だからこそ、家族や大切な人と一緒に作って楽しめるのではないかと思います。
お気に入りのパンや食材を組み合わせながら、みなさんも今年ならではのバレンタインをお楽しみください!