【「パンのフェス 2023春 」初出店パン屋さんレポート】わくわくと楽しさを詰め込んだパンづくりに取り組む神奈川県・藤沢市『SWELL BAKERY』
2016年の初開催以来、延べ100万人以上が来場している日本最大級のパンイベント「パンのフェス2023春 in 横浜赤レンガ」。今年は2023年3月3日(金)~6日(日)の3日間にわたって開催されます。それに先がけて、『ぱんてな』では初出店のパン屋さんを紹介します。
今回は、神奈川県藤沢市にある「SWELL BAKERY」のオーナーシェフ・藤原宏一郎さんに、参加への想いや、フェスに登場するおすすめ商品などを伺いました。
「SWELL BAKERY」について教えてください。
店名の「SWELL(スウェル)」はサーフィン用語で「うねり」を意味し、よい波を感じさせる期待感に満ちた言葉です。店内の壁にはメキシコのタイルを貼り、鮮やかなブルーに塗り上げました。天井からはシャンデリアを吊るして、ぱっと明るい雰囲気に仕上げています。
商品は、日本人の好みに合わせて作り上げた硬すぎないハード系のパン、バター香るサクサクのクロワッサン、具材と味のバランスにこだわったサンドウィッチなど、毎日60~80種類ほどが並びます。いずれも職人のこだわりが詰まった商品ばかりです。
「SWELL BAKERY」さんのパンづくりへの思いを教えてください。
幅広いジャンルのパンを焼き、バラエティー豊かに取り揃えることを心がけています。メロンパンやカレーパン、焼きそばパンといった、日本に昔からあるなじみ深いパンはもちろん、今の時代に合わせた感性や要素を取り入れたパンも増やして、お客さまのニーズに応えています。
山ほどのパンを食べて熟考を重ねた結果、日本人がおいしく食べられるパンに必要なのは「口当たりやさしくやわらかな食感」と「香り高く甘みを感じられる生地」だと感じました。国産小麦ならではの個性を生かしつつ、日本人の嗜好に合わせたパンづくりの工夫を加えています。
「パンのフェス」で食べてほしいおすすめのパンを教えてください。
いち押しの「ピスタチオ栗抹茶」は、ピスタチオに栗、抹茶をふんだんに入れた特別感あるパン。食べやすいセミハードな食感に仕上げました。生地には米粉を素材としたノリ状のでんぷん「米ゲル」を使用しています。保湿力が高く、老化が遅いので、おいしさがより長持ちします。リッチな素材と味わい深い生地、そのマリアージュをお楽しみいただければと思います。
最後に、「パンのフェス」出店への意気込みをお願いします!
「SWELL BAKERY」のパンを、より多くの方にお召し上がりいただきたいと思い、出店を決めました。日本最大級の大きなパンイベントなので、いろいろなお客さまに会えるのを楽しみにしています!当日はぜひお立ち寄りください。
毎日を少し豊かにするパンづくりを目指す「SWELL BAKERY」。期間中は3日間すべてに出店される予定なので、ぜひお楽しみに♪
まだまだ初出店のお店紹介は続きます。おでかけ前にチェックして、「パンのフェス2023春 in 横浜赤レンガ」をもっともっと楽しんでくださいね!
SWELL BAKERY
■店舗情報
- 住所
- 神奈川県藤沢市本町4-12-1 CASSIA藤沢本町02
- 営業時間
- 8:00-19:00
- 定休日
- 水曜日
- https://www.instagram.com/swell.bakery/
WRITER
ありま しょうこ
パンシェルジュ3・2・1級のほか、パンプロフェッショナル・パンスペシャリスト・手作りパンソムリエ・ベーカリーパティシエ・カレーパンタジスタの資格も取得。
このたび、ずっと夢だった『パンの本』の創刊編集長に就任。
『WEBタウン情報おかやま』では、岡山のパン屋さんを紹介する企画『パンのとりこ』を連載。
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