【「パンのフェス2024春 in 横浜赤レンガ」初出店】地元の食材が生かされ、アイデア光るパン!高知県・高知市「コミベーカリー」
2016年に初開催されて以来、延べ100万人以上が来場している日本最大級のパンイベント「パンのフェス2024春 in 横浜赤レンガ」。今年は2024年3月1日(金)~3日(日)の3日間にわたって開催されます。それに先がけて、『ぱんてな』では初出店のパン屋さんを紹介します。
今回は高知県高知市にある「コミベーカリー」営業部の古味健人さんに、「パンのフェス」への意気込みやフェスでのおすすめ商品などを伺いました。
「コミベーカリー」について教えてください。
「コミベーカリー」は1969年に創業し、今年で55年目を迎えます。創業以来のベストセラー「みみまで美味しい食パン」に菓子パン、ケーキや和菓子を含め、これまでに200種類以上もの商品を製造・販売してきました。
なかでもしゅわしゅわ&しっとり、口の中でとろけるような食感が味わえる「窯出しチーズケーキ」は多数のメディアでも紹介され、今では全国各地からご注文をいただくようになりました。
パンづくりへの思いを教えてください。
じつは「コミベーカリー」の初代店主は和菓子職人でした。和菓子づくりにおける丁寧な仕事が、当店のパンのおいしさの原点だと思います。職人が小麦に命を吹きこみ、パンにはすべて高知県室戸市の室戸海洋深層水から作った塩を使用しているほか、地元の素材を生かした商品開発にも積極的に取り組んでいます。「土佐ジロー卵」を使った「土佐あんぱん」や「ジロワッサン」などが高知の食材を使った代表的なパンです。
「パンのフェス」で食べてほしいおすすめのパンを教えてください。
「55%の究極のぶどう食パン」です。地元高知の高級卵「土佐ジロー卵」をぜいたくに配合し、パネトーネ種を練り込むことでしっとり風味豊かに仕上げました。じっくりラム酒に漬けこんだレーズンは、小麦粉に対する重量比でなんと55%も使っています。時間の経過とともにうまみが生地に染みわたって、芳醇で香り豊かな食パンになっています。
最後に、「パンのフェス」出店への意気込みをお願いします!
私たちは10年以上にわたり、全国各地へのイベント出店や出張販売をしてきました。神奈川県横浜市での参加は初で、しかも日本最大級のパンの祭典!緊張する以上に、「コミベーカリー」のパンを通じてたくさんの方に笑顔と感動をお届けしたいという気持ちでいっぱいです。
あらゆる年代の人に愛されるパンがそろう「コミベーカリー」。みずみずしいぶどうパンを味わいに、ぜひブースを訪れてみてくださいね。
まだまだ初出店のお店紹介は続きます。おでかけ前に各店舗の情報をチェックして、「パンのフェス2024春 in 横浜赤レンガ」をもっともっと楽しみましょう。
コミベーカリー
■店舗情報
- 住所
- 高知県高知市知寄町1-1-21
- 電話番号
- 088-882-6594
- 営業時間
- 7:30~19:00
- 定休日
- 日曜日
WRITER
ありま しょうこ
パンシェルジュ3・2・1級のほか、パンプロフェッショナル・パンスペシャリスト・手作りパンソムリエ・ベーカリーパティシエ・カレーパンタジスタの資格も取得。
このたび、ずっと夢だった『パンの本』の創刊編集長に就任。
『WEBタウン情報おかやま』では、岡山のパン屋さんを紹介する企画『パンのとりこ』を連載。
★日刊WEBタウン情報おかやま
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★パンのとりこ
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