新茶の季節に食べたい!京都・宇治のお茶パン5選
京都府宇治市は、「日本三大茶」のひとつである「宇治茶」の名産地です。そうしたことから、宇治市のパン屋さんには、抹茶をはじめとしたお茶の風味を楽しめるパンが揃います。新茶シーズンを迎えた今、お茶のまち・宇治で食べたいお茶パン5種類をご紹介いたします。
※2024年4月購入時点の情報です。商品や店舗営業等に関する最新情報は、公式サイトやSNSでご確認ください。
中路ベーカリー「抹茶生クリームチョコ」
まずご紹介するのは1955年創業の「中路ベーカリー」。京阪宇治線黄檗(おうばく)駅すぐのエリアに立地し、アニメ『響け!ユーフォニアム』(制作:京都アニメーション)の聖地としても親しまれています。
やわらかなコッペパン生地に、抹茶チョコレートで表面をコーティングした「抹茶生クリームチョコ」。抹茶風味の生クリームと、カスタードクリームが挟まれています。
カットした断面の緑色の鮮やかさからもうかがえるとおり、生クリームは濃厚かつビターな抹茶の風味を楽しめる本格派。また、カスタードクリームのフレッシュな甘さが、より抹茶のほろ苦さを引き立てています。
中路ベーカリー「源氏物語」
「中路ベーカリー」よりもう一品。こちらの「源氏物語」は、お茶あんをデニッシュ生地で包んだパンです。お茶の風味漂う上品なあんの中には、小豆が混ぜ込まれています。トッピングのケシの実は香ばしく、味と食感のアクセントになっています。十二単をまとった平安貴族のようなシルエットをした、ユニークなパンです。
■中路ベーカリー
- 住所
- 京都府宇治市五ヶ庄西浦17
- 電話番号
- 0774-31-8396
- 営業時間
- 7:00~20:30
- 定休日
- 毎週火曜日、第2・4・5日曜日
たま木亭「栗入りほうじ茶メロンパン」
続いては、言わずと知れた京都・宇治の名店「たま木亭」。以前ぱんてなで取り上げた「クニャーネ」をはじめ、数々の人気商品がありますが、こちらにもお茶を使ったパンが取り揃えられています。
今回ピックアップしたのは「栗入りほうじ茶メロンパン」。1854年創業の茶商「中村藤吉本店」のほうじ茶粉を使用した生地の中には、栗がゴロゴロと入っています。上部のクッキー生地にもほうじ茶がたっぷり使用されており、砂糖の甘さとほうじ茶のコクが味わえます。温め直すと一層、ほうじ茶の香ばしさを楽しむことができます。
■たま木亭
- 住所
- 京都府宇治市五ヶ庄平野57-14
- 電話番号
- 0774-38-1801
- 営業時間
- 7:00~18:45(売切れ次第終了)
- 定休日
- 毎週月曜日・火曜日・水曜日
- https://www.instagram.com/tamakitei/
mogmog Bakery「茶壺」
JR宇治駅南口より徒歩約4分、宇治橋通り商店街に店舗を構える「mogmog Bakery(モグモグベーカリー)」。「宇治の特色を活かしたパンを」という想いから、地元宇治の茶問屋の粉茶・抹茶をふんだんに使用したお茶パンを数多販売しています。
ザクザク食感の抹茶クッキー生地で覆われた「茶壺」の中には、抹茶あんと抹茶羽二重餅が入っています。あんこと羽二重餅は上品な抹茶風味に仕上げられ、羽二重餅のなめらかでもっちりとした食感が特徴的。和菓子とパンの融合を感じる一品です。
■mogmog Bakery(モグモグベーカリー)
- 住所
- 京都府宇治市宇治妙楽26-1
- 電話番号
- 0774-24-1267
- 営業時間
- 6:00~18:00
- 定休日
- 月曜日、火曜日
- https://www.instagram.com/mogmogbakery/
杣「酒かす酵母ドーナツ 玄米茶」
千葉県で自然酒造りを行う「寺田本家」の酒粕で起こした酵母を使い、手ごねパンやドーナツを作る「杣(soma)」。お店はJR宇治駅北口(東側)の住宅街にあり、靴を脱いで上がる店内は、友人の家を訪れたような親しみやすさと特別感を兼ね備えた空間です。
「酒かす酵母ドーナツ」は、シナモンやきなこといったドーナツの定番フレーバーをはじめ、抹茶やほうじ茶、そして「玄米茶」をラインナップ。ふかふか、もっちりとしたドーナツ生地は、食べごたえがありながらシンプルで軽やかな味わいです。玄米茶の香ばしさと優しい甘さは、一度食べるとやみつきになること間違いなしです。
■杣(soma)
- 住所
- 京都府宇治市宇治里尻8-9
- 営業時間
- 11:30~18:00
- 定休日
- 日曜日、月曜日、木曜日
- https://www.instagram.com/soma_bread/