暑い夏こそ食べたい!京都の塩パン3選
連日続く暑さに、夏バテ気味という方も多いのではないでしょうか。汗をかいたら忘れてはいけないのが塩分補給。日常生活の中で、おいしいパンとともに塩分を摂取できればなお嬉しいですよね。
そこで今回は、京都で購入できる塩がアクセントのパン3種類をご紹介いたします。
旬の食材と味わう塩パン
最初にご紹介するのは、自家製の天然酵母を100%使用した無添加のパンづくりを行う「アルペンローゼ」。奈良県奈良市に本店を置くベーカリーです。京都御池店は、国宝・二条城近くに立地。
アレルギーを持つ方にも安心してパンを食べていただきたいという思いから、2022年秋に製法特許を取得した「有機発芽玄米食パン」をはじめ、卵・乳不使用のパンを多数ラインナップしています。
アルペンローゼ「枝豆とコーンの塩パン」(260円)
オリジナル国産小麦「アルペンローゼ」とライ麦を使用した塩パン生地に、コーンと枝豆を練り込んだ一品です。石窯で焼き上げられたもちもちとした生地に、コーンのシャキシャキ食感がアクセントになっています。
また枝豆の風味とほどよい塩けが効いているので、夏の疲れた体に、またビールのおつまみにもピッタリ。季節限定商品なので、店頭で見つけたらぜひチェックしてみてください。
■アルペンローゼ 京都御池店
- 住所
- 京都市中京区御池通小川東入石橋町427
- 電話番号
- 075-708-7783
- 営業時間
- 9:30~19:00
- 定休日
- 火曜日
- オンラインショップ
- https://alpenrose.thebase.in/
和の食材が香る塩パン
続いてご紹介するのは、「1週間(7日)に2度食べたくなるパン」をコンセプトに京都市下京区に店舗を構える「2/7Kitchen BAKERY(ななぶんのにキッチン ベーカリー)」。
北海道産石臼挽き小麦など国内外から取り寄せた小麦粉の配合や発酵時間を調整し、パンの個性に合わせた香り・食感を演出。日本人の繊細な技術を活かしたパンづくりで、本場を超える「ジャパニーズブレッド」として、海外の観光客からも絶賛の声を集めています。
2/7Kitchen BAKERY「山椒の塩パン」(280円)
国産山椒の爽やかな香りが特徴の一品。4種類の小麦粉をブレンドし、山椒に負けない小麦の香りと、ふんわりやわらかな食感にこだわって作られています。
また、折り重なった生地の底面にはバターがしみ込んでおり、カリッジュワッとした独特の食感が味わえます。そのままはもちろん、少しトースターで温めると、よりバターの風味が際立ち、ふんわりしたパンの内側とカリッと香ばしい外側の食感のコントラストも楽しめます。
■2/7 kitchen BAKERY(ななぶんのにキッチン ベーカリー)
- 住所
- 京都市下京区綾材木町207-3
- 電話番号
- 075-353-1930
- 営業時間
- 7:30~18:30
- 定休日
- 月曜日
オーストリア伝統の技を味わう塩パン
最後にご紹介するのは「Hofbäckerei Edegger-Tax(ホーフベッカライ エーデッガー・タックス)」。1569年にオーストリアの古都・グラーツで創業し、ハプスブルク家より「ホーフベッカライ(王家御用達ベーカリー)」の称号を贈られた老舗店です。
その秘伝の技とレシピを伝授された数少ない日本人・野澤孝彦シェフが、2020年に京都・岡崎にお店をオープン。テイクアウトはもちろん、カフェ併設の店内では看板商品の「ハンドカイザー」のほか、「ザッハトルテ」などのケーキ類をいただくことも出来ます。
ホーフベッカライ エーデッガー・タックス「ザルツシュタンゲル」(270円)
「ザルツシュタンゲル」は、オーストリア発祥のパンであり、食卓の定番アイテムのひとつです。ザルツは「塩」、シュタンゲル(シュタンゲン)は「棒」を意味し、細長く成形したパンの形状と表面に塩がまぶされていることが名前の由来となっているそう。
表面にまぶされたキャラウェイシードの爽やかな香りが、食欲をそそる一品。食べ進めるたび、生地に詰まった小麦のうまみとザクッとした食感、岩塩の強い塩けを味わえ、ビールのお供にぴったりです。野菜やハムを挟み、サインドイッチにアレンジして楽しむのもおすすめです。
■ホーフベッカライ エーデッガー・タックス
- 住所
- 京都府京都市左京区岡崎成勝寺町3-2
- 電話番号
- 075-746-6875(予約・取り置き専用)
- 営業時間
- 10:00~18:00
- 定休日
- 水曜日・木曜日
- https://www.instagram.com/edeggertax_jp/