手ごね派のパン好きが、アイリスオーヤマの「コンパクトホームベーカリー」を購入してみました!
手づくりパンといえば、材料を混ぜて、形になっていく喜びも味わうのも楽しさのひとつ。これまでパンといえば手ごね派だった筆者がこのたびホームベーカリーを購入してみましたので、レポートします。
ひとり暮らし筆者、ホームベーカリーがほしい
筆者の自宅は狭いので、パンをこねるのはひと苦労。ホームベーカリーもなるべくコンパクトなサイズがほしい!と検討していたのが、récolte(レコルト)の「コンパクトベーカリー」と、アイリスオーヤマの「コンパクトホームベーカリー」。いずれも他社よりややコンパクトで高さも30cm未満、価格もお手頃、デザインもおしゃれだと思いました。
悩みに悩んだ結果、Amazonのセールで値引きされていた後者を購入することにしました。箱はやや大きめな印象でしたが、開封してみるとやっぱりコンパクト。木目の窓付きフタからパンを覗くのが楽しみです。
初焼きは「低糖質食パンミックス」で
初めては簡単に焼きたいと思い、同時に注文していた日清製粉「低糖質パンミックス」を使用しました。
同社の従来品よりも糖質が60%オフという商品です。
説明書記載のとおりに材料を入れていき、スイッチオン。パンシェルジュ検定で習った「塩」「砂糖」「酵母」の役割を思い出して、インスタントドライイーストは砂糖の近くに投入しています。ホームベーカリーによっては、ドライイーストを自動投入してくれる便利な製品もあります。この商品は最初から基本の材料を入れておいて作ります。
スイッチを入れると、羽が動き出しました。生地がまとまっていくワクワク感は、手ごねでもホームベーカリーでも変わりません。とても楽しいものです。音や機械の揺れについて、はじめは少し気になりますが、うるさくないほうだとは思います。
当たり前の話ではありますが、こねる作業はもちろん、発酵も、焼きも、これひとつで完結するのは素晴らしいですね。ボタンを押したあと放っておいただけなのに、いい匂いが漂ってきました。
焼き上がりはこんな感じです。「低糖質パンミックス」を使用しているのと、焼色は「ふつう」を選択しているので個人差はあるかも。
切って食べてみると、もちもち、しゅわしゅわの食感に夢中。このおいしさで低糖質ならリピート確実です。
ほかのものも焼きました
続いて、ホームベーカリーで生地を作って整形し、オーブンでも焼いてみました。一次発酵まではホームベーカリーで、二次発酵はオーブンの発酵機能を使用しています。
ベーグルも山型食パンもほとんど手をかけずに作ることができました。今まで「生地もフィリングも作るのは大変だから、今度にしよう」と敬遠していたクリームパンや惣菜パンなども、ホームベーカリーがあれば時短に!手づくりパンの可能性がさらに広がりますね。
ホームベーカリーは、パンづくりのハードルをぐっと下げてくれる夢のようなアイテムだと思いました。手ごね派としては、生地をいちからつくる楽しみも知ってほしいところですが、忙しいとそんなことも言ってられません。最近は小型で手頃なものも多いので、迷っている方は思い切って導入してみては。