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夜遅くでもパンが食べたい!飲みたい!が叶う店in大阪
パンのあれこれ

夜遅くでもパンが食べたい!飲みたい!が叶う店in大阪

田辺 容子
田辺 容子

食い倒れのまち・大阪。ビジネスや観光で訪れる方も多いのではないでしょうか。
また近年「パン飲み」ができるお店が増えており、パン好きさんなら晩ご飯のあとの2軒目、パンをおつまみに一杯楽しみたいという方もいらっしゃるのでは。
そこで今回は、夜遅くからでもパンとお酒を楽しめるお店をご紹介いたします。

※2024年9月時点の情報です。商品や店舗営業等に関する最新情報は、公式サイトやSNSでご確認ください。

スタンドプチ(北浜)

まずご紹介するのは、サンドイッチとおかしとビールのお店「スタンドプチ」です。
北浜エリアにあるこちらのお店は、道路に面してサンドイッチやお菓子が入ったショーケースが設置されており、テイクアウトでも購入可能。店内はL字型のカウンター席になっており、気軽に入りやすい温かみある雰囲気です。

スタンドプチ,北浜,外観

11:00からの通し営業で、昼でも夜でも楽しめます。

両面いっぱいに書かれたドリンクメニューは、生ビールにワイン、焼酎、ウイスキーから、クラフトビールや泡盛、リキュール類に自家製サワー、ラムコーヒー、ソフトドリンク……と種類が豊富。ひとりで飲みたい時や、お酒があまり得意でない人とも一緒に楽しめる印象です。

数あるドリンクのなかから選んだのは、「季節のフルーツソーダ アルコールあり」。この日のフルーツは巨峰といちじく。果肉入りのソーダで、爽やかな一杯です。

スタンドプチ,季節のフルーツソーダ,ドリンク

いちじくのプチプチ食感が楽しい「季節のフルーツソーダ アルコールあり」(840円)。ノンアルコールにすることも出来ます。

サンドイッチは、店頭のショーケースから選びます。来店時10種類ほどあった中から「ベーコン&ピーナツバター」をチョイス。ホットサンドに出来るということで、せっかくなので焼いてもらうことにしました。

スタンドプチ,サンドイッチ,ベーコン&ピーナツバター

「ベーコン&ピーナツバター」(290円)。サンドイッチは、定番の「タマゴサンド」や「ツナサンド」のほか、「ラタトゥイユ」など少し珍しいメニューも。

ひと口かじると、カリッとしたパンの中からピーナツバターがとろり。温めることでピーナツバターの香ばしさと甘さ、ベーコンの塩けとジューシーさが引き立ち、甘じょっぱさを楽しめる一品です。サンドイッチのサイズは食パン1枚分なので、ひとりでもぺろりと完食出来ます。

もちろんサンドイッチ以外のフードメニューも。価格帯は、400円台が中心とリーズナブル。良心的な価格も相まって、ついつい飲みすぎ&食べすぎてしまいそうな一軒です。

■スタンドプチ

住所
大阪府大阪市中央区東高麗橋2-28コジマビル102
電話番号
06-6755-4625
営業時間
11:00~24:00
定休日
月曜日

酒パンつつみ(長堀橋)

2軒目にご紹介するのは、長堀橋駅より徒歩約3分の場所に立地する「酒パンつつみ」。ビルの2階、螺旋階段を上がった先にある扉を開けると、カウンター4席と立ち飲みスペースが広がります。

酒パンつつみ,外観

こちらのお店では、食パンやバゲットを使用したパンアテメニューが約15種類ラインナップ。あれもこれも食べたいと悩んだ末、人気メニューだという「玉子焼きサンドイッチ」と、「ヒトミワイナリー 白」を注文しました。

酒パンつつみ,ヒトミワイナリー,白ワイン,ゴクローサワー

「ヒトミワイナリー 白(ゴクローサワー)」(800円)。爽やかな酸味と泡感が心地よいスパークリングワインです。

なんといっても特徴的なのが、食パンが自家製ということ。ちなみにバゲットも、店主さんのご実家のパン屋さんのものを使用しているのだそう。

溶き卵が染み込んだパンはじっくり焼き上げられ、ふわふわ・ぷるぷる食感が味わえます。卵スプレッドとチーズがサンドされ、ボリューミーで満足度の高い一品です。

玉子焼きサンドイッチ,酒パンつつみ

「玉子焼きサンドイッチ」(700円)。

パンメニューを制覇するために通いたくなること間違いなしの一軒。ぜひパン好きさんと一緒に訪れて、いろんなメニューをシェアして楽しんでみては。

■酒パンつつみ

住所
大阪府大阪市中央区南船場1丁目13−15 長堀三栄プラザ204
営業時間
水木日18:00~24:00、金土18:00~26:00
定休日
月曜日・火曜日+α

喫茶&Bar King of Kings(梅田)

最後にご紹介するのは、大阪駅前第1ビルの地下1階にある「喫茶&Bar King of Kings(キングオブキングス)」です。店内には喫茶とバースペースを併設。12時から17時までは喫茶、17時から23時まではバーとして営業しており、スコッチウイスキー・オールドパーの専門店にもなっています。

注文したのは「カカオフィズ」。カカオリキュールをベースにレモンが効いた、さっぱりとした口当たりのカクテルです。アルコール度数は8度程度と低め。他のお酒を飲んだ後、少し甘いお酒を飲みたいという気分の方にぴったりです。

キングオブキングス,カカオフィズ,カクテル

「カカオフィズ」(660円 ※別途チャージ料220円要。チョコレート付)。

フードメニューには「ハムサンドウィッチ」をチョイス。サニーレタスやにんじん、ハムを挟んだ素朴な味わいのハムサンドです。細長く8切れにカットされており、大きな口を開けなくてもいただけるように、という配慮を感じます。

キングオブキングス,ハムサンドウィッチ

「ハムサンドウィッチ」(550円 ※17時以降200円アップ)。

こちらでお酒やパンとともに楽しみたいのは、レトロな店内空間。壁一面に施されたモザイクタイルが幻想的です。1970年オープン当初のインテリアがほぼそのまま残っているのだといいます。

キングオブキングス,モザイクガラス,ステンドグラス

同ビル内にある喫茶店「マヅラ」とは姉妹店。

JR大阪駅より徒歩約5分、西梅田駅や北新地駅から徒歩約1分という立地で利便性も抜群。思わず大阪の一等地にいることを忘れそうになる空間で、じっくりと酔いしれてみては。

■喫茶&Bar King of Kings(キングオブキングス)

住所
大阪府大阪市北区梅田1-3-1 大阪駅前第1ビルB1F
営業時間
12:00~23:00
定休日
日曜日・祝日

WRITER

田辺 容子

田辺 容子

1990年滋賀県生まれ。2023年パンシェルジュ検定2級合格。製菓製パン材料を販売する会社でWEBデザイナーを経験したのち、制作会社でライターとして勤める。好きなパンはシナモンロール。

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