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【初心者向け】パンづくりに挑戦!こねないチョコパンレシピ+バレンタインアレンジも!
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【初心者向け】パンづくりに挑戦!こねないチョコパンレシピ+バレンタインアレンジも!

梶原 綾乃
梶原 綾乃

寒い時期のおうち時間に、手づくりパンを作ってみませんか。2月はバレンタインの時期。手づくりを楽しみつつ、大切な人には感謝の思いを伝えるのもよいかもしれません。もしくは、パン好きさんがおうちで楽しむ自分向けバレンタインにも。初心者でも作りやすそうなチョコパンと、バレンタインアレンジを紹介します。

※「初めてなので何もわからない」「どういう道具が必要なの?」という方は
こちらの記事も参考にしてみてください。
※今回のレシピは、富澤商店で紹介されている「オレンジとチョコのパン」をベースとして、
材料をアレンジのうえ構成しています。

こねないチョコパンを作ろう!

【材料(6個分)】
強力粉(はるゆたかブレンド)・・・・・・・・・・・・・・・・・100g
☆てんさい糖・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10g
☆塩・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3g
インスタントドライイースト(赤)・・・・・・・・・・・・・・・3g
チョコ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40g〜
溶けないチョコチップ2袋やクーベルチュールタブレットなど)
お好みのトッピング・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量
(ナッツやオレンジピールなど)

【使った道具】
スケール(0.1g単位で計測できると便利)
ボウル
ゴムベラ
スケッパー
パンマット
茶こし
包丁
オーブンシート
オーブン(発酵機能つきだと便利)

まずボウルに☆の材料を入れました。砂糖と塩は離れた場所に置きます。

別のボウルにドライイーストを入れ、ぬるま湯5ml(夏場は冷水)を注いで混ぜておきます。


強力粉の入っているボウルにぬるま湯135mlを加えて、粉っぽさがなくなってくるまで混ぜます。

イーストと湯を溶いたものを加えます。


全体になじむまで混ぜたら、ラップをして、オーブンの発酵機能30℃で45分発酵させます。発酵機能つきオーブンがない場合、ぬるま湯を入れたボウルで湯煎をするか、温かい場所におくなど工夫をします。いずれにせよ乾燥しやすいのでラップは必須!


発酵後はこちら。ぶくぶくとしています。


スケッパーを使って、生地の隅を中心に向かって集めます。元のレシピによると、空気を抜く役割があるのだとか。空気を抜くことで今後より膨らむ余白を作っておける・・・・パンシェルジュ的知識ですね。

またラップをして、オーブンの発酵機能30℃で45分。このあとも同様に空気抜きをして、また30℃で45分発酵させます。写真はすべての発酵が終わったものです。

ここでいよいよパンマットに出していきます。まずは表面を押して空気を抜きます。

半分にたたみ、さらにもう半分にたたみます。

カードで丸めたら、ボウルをかぶせて20分置きます。乾燥はパンの大敵。ボウルで乾燥を防ぎましょう。

生地をひっくり返して手で平らにのばし、具材を置きます。今回、溶けにくいチョコチップを乗せ、余っていた割れカシューナッツものせてみました。

半分に折りたたんで、具材をもう少しのせます。具材は全量で40gずつ使っています。


さらに半分に折りたたんだら、分割成形へ。全体のグラムを測って6で割った数を基準に生地を6個にわけてから、丸めていきます。

具材はそんなにボロボロと落ちてきません。もっちりとした生地で具材を包み込むようにしていきます。

成形できたら、オーブンの発酵機能30℃で約30分、一回り大きくなるまで発酵させます。

発酵が完了したら、オーブンの予熱を230℃に設定します。最後に茶こしで強力粉を振り、包丁で切れ目を入れます。 最後に霧吹きをかけ、230℃のオーブンで7分、200℃に下げて8分焼きました。オーブンの加減によりますので、好みの焼色で取り出しても。


焼き上がりはこちら。表面はパリパリ、中はもっちり。

具材感も感じられます。こねずにこんな立派なパンができあがるなんて、すごい!

こねない分、発酵時間はかかる模様。待てない方やこねたい方は、こねるパンに挑戦してみてください。もちろん、こねるレシピも作って楽しいです。

できたパンをアレンジしてみよう

そのまま食べるのもおいしいのですが、お食事パンやスイーツ系パンとしてアレンジしてみました。

1.ジャンボン・ブール風

切り込みを入れたパンに、切り落としのハムとカマンベールチーズを挟みました。味付けはなくてもOKですが、黒こしょうやはちみつをきかせるのもよさそう。

2.オランジェット風

フレッシュなオレンジに、板チョコを挟みました。板チョコの下にはサワークリームをひそませて、酸味と甘味で全体がまろやかにまとまりました。

3.Wチョコ風

やわらかくしたクリームチーズに、製菓用のタブレットチョコレートを混ぜたものを挟みました。タブレットチョコの食感が絶妙。チョコが余ったときにもおすすめです。


はじめてさんにも、パンづくり経験者にもやさしいレシピでした。

みなさまのパン活が手づくりでより広がりますように。

WRITER

梶原 綾乃

梶原 綾乃

編集者/ライター。
お菓子やパンを作ったり、食べたりすることが好き。
ご当地パンの包装紙を収集中。「サラダパン」が大好き。

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