BOUL’ANGE（ブール アンジュ）といえば、“暮らしを彩るブーランジェリー”として、定番のクロワッサンや、トレンドを取り入れたヴィエノワズリーで知られる人気のお店です。新宿はサザンテラスに店舗がありますが、このたび新宿4丁目に新しい店舗をオープンしたということで、ぱんてなライターが去る8/29に行われた内覧会をレポートします。

◯、△、▢！個性あふれるクロワッサンがお出迎え

新宿南口、ニュウマンや高島屋のお向かいの通りに位置する「BOUL’ANGE新宿店」。同じ株式会社ベイクルーズが運営している「J.S. BURGERS CAFE」の建物の1階になります。

店内は、まるで本棚のような大きな什器にパンがずらり！なにかの物語に入り込んだような、ディスプレイですが、私達が実際に取ることができます。

ブールアンジュといえばの「クロワッサン」や「クイニーアマン」などの人気商品が並びますが、
気になるのは手前から２つめの◯、△、▢の形をしたクロワッサンたち。「BOUL’ANGE新宿店」限定商品である目にもあざやかなその姿に夢中になってしまいます。自身が楽しむのにはもちろん、お持たせにも喜ばれそうです。

ちなみにこのディスプレイにもこだわりが。壁付けの什器や照明は、一般的にパンで使用されているようなものではなく、アパレル事業を展開してきた株式会社ベイクルーズならではのアイデアなのだそう。

このライティング、パンの質感がよくわかってとてもおいしそうです。

ブランド初のサワードゥにも注目。まずはサンドイッチでも！

菓子パン系の印象が強いBOUL’ANGEですが、こちらの店舗では、職人の手仕事が光るハード系パンも豊富。オールスクラッチで仕上げられています。ブランドとして初めてのサワードゥは、プレーンとライ麦粒入りの2種類。酸味が苦手な方でも親しめるおいしさで、パリッとしたクラストに中のもっちりふんわり感のギャップがたまりません。

「サワードゥを１つ買っても食べ方がわからない」「まずは少し試したい」という人におすすめなのが、冷蔵ショーケースにあるバゲットサンドたち。これらの生地はサワードゥを使用しているので、その味を確かめるのはもちろん、どういう具材とペアリングするとよいのかを知ることができて、ありがたいですね。

筆者が店内を見ていて気になったのはドーナツ。オールドファッションタイプのドーナツは、この新宿店でおひろめになったメニューだといいます。プレーン、チョコ、ココナッツ、グレーズの４種類で、外のざっくり感と中のふんわり感がちょうどよいオールドファッションです。

いつでも焼き立てを楽しめる店舗設計

「BOUL’ANGE新宿店」は、レジ奥にあるガラス張りのスペースが工房になっています。職人の手仕事や、オーブンから焼き上がる様子など、パンが出来上がっていく様子を覗くことができるのでわくわくしてしまいます。

何がいつ焼き上がるかどうかは、冷蔵ショーケース付近のボードをチェック。焼き上がり時間が書かれているので、お買い物の参考になりますよ。

焼き立ての定番商品を試食レビュー！

内覧会では、まさに店舗奥の工房からブールアンジュ自慢の商品が焼き上がり、試食会が開催されました。食パンからクロワッサンに先ほど登場したサワードゥ、バゲットまで、職人の技術が体感できる商品ばかりでした。

「北海道食パン」は、ブールアンジュ全店で販売している北海道産の小麦を使ったパン。焼き立てだと外はカリカリ中はふわっと、生地のうまみが引き立ちます。

「パン ド ミ “アンジュ”」は、卵や生クリームをたっぷり使用した生食向きのパン。先ほどの食パンよりもクラムのふわふわ感、口溶けのよさが感じられ、クラストから感じる甘みもたまりません。

さらに「ハニーブレッド」も登場。その名のとおりはちみつを使用した、やさしい甘みを感じられる食パンでした。

バゲット「スフィンゴールド」は、同名の小麦を使用。上品な香りと香ばしさが引き立ちます。

そして定番の「クロワッサン」！ひとつひとつの層を厚めにしているのがBOUL’ANGEならではなのだそう。外はパリパリと香ばしく、中はもっちりとやわらかなおいしさが口の中に広がります。

店舗の外にはイートインスペースがあるので、ドリンクとともにすぐに味わうことが可能です。みなさんも、焼き立てのおいしさを探しに、新しい新宿のBOUL’ANGEでおでかけしてみてはいかがでしょうか。従来の新宿サザンテラスにあるお店とは違った商品が楽しめるので、ハシゴしてもよいかもしれません。