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新設した薪窯で焼き上げるローマピッツァが自慢 岡山市『Luce.di.carino』
パンやの夜明け

新設した薪窯で焼き上げるローマピッツァが自慢 岡山市『Luce.di.carino』

ありま しょうこ
ありま しょうこ

Luce.di.carino(岡山県岡山市北区津倉町)

2022年6月、倉敷市から岡山市に移転オープンを果たした『Luce.di.carino』。アンティーク調の店内に80種類以上のパンがずらりと並び、ハード系から惣菜系、スウィーツ系とラインナップも多彩で思わず迷ってしまいそう。移転後には本場・ナポリ製の薪窯を新たに設え、イタリアンピッツァとパンを楽しめるお店へとパワーアップして早くも女性ファンを獲得しています。イタリアでも修行した店主・落合さんが作るピッツァは薄めの生地が特徴のローマ風で、表面はパリッと中はしっとりの食感に仕上がっています。希少なイタリアンビール「PERONI」やワインなどのアルコールとともに味わうのもおすすめで、心地よい風が吹き抜けるテラス席ならいっそう格別!

【人気商品】
・国産小麦のベーグル(アールグレイ)270円
・ブルーベリーマフィン226円
・パネットーネロール324円
・牛すじカレーパン205円
・ハチミツドーナツ194円

落合広市(おちあいこういち)さん

代表取締役兼オーナーピッツアタイオ。1990年に広島のベーカリーレストラン『ALOFT』に入社後、『DONQ』や『SAN MARIO』と渡り歩き、イタリアでの修行を経て独立を果たした。店舗はもともと倉敷市中島にて20年近く前に開業し、その後岡山市北区伊福町や倉敷市新田、JR倉敷駅前、『イオンモール倉敷』内を経て現在の岡山市北区津倉町へと移転。イタリアを愛する彼らしく、チーズを取り入れたパンづくりには定評がある。移転後はテラス席と薪窯の導入やイタリアビールをはじめとしたアルコールの提供で、新たなパンとピッツアの楽しみ方を発信し続けている。

お店のこだわりやコンセプトについて教えてください。

「イタリアの厳選食材を使用した、かわいらしくておいしいパンやピッツア」をコンセプトに、素材には現地の小麦粉や酵母、塩にオリーブオイルにいたるまでこだわっています。新店舗では本場・ナポリ製の薪窯を置き、テラス席も備えました。薪窯ならではの強い風味が感じられるスペルト小麦のオーガニックパンのほか、自分が得意としているローマ風ピッツアをお客さんに焼きたてで楽しんでほしいとの思いからです。岡山ではめずらしい「PERONI」というイタリアビールを提供しており、あつあつのピッツアととてもよく合うのでセットで食べてみていただきたいですね。実は先日「PERONI」の生ビールサーバーも取り入れたので、ビールも注ぎたてでよりおいしく味わえますよ!

看板商品について教えてください。

ハッチ(432円)

「ハッチ」という名前のとおりハチミツの香り高く、成形型を使わないタイプの食パンです。昔からの根強いファンが多いロングセラーで、なかには「私の体の何割かは『ハッチ』でできている」と言ってくださる方も。もともとはスタッフのリクエストから誕生したものですが、自分でもびっくりするくらいおいしいパンに仕上がりました。今では1日に300~400本売れることもあるほど。生地には砂糖や卵、牛乳、バターを入れておらず、ハチミツ独特の甘みと豊かな香り、そして生地のもっちり感が魅力です。過去にはチーズやキャラメル、カスタード、コーンなどのアレンジバージョンも登場しており、多彩なバリエーションも楽しみのひとつかもしれません。

スペルト小麦のパン各種(270円〜)

「スペルト小麦のパン」は反対に、お客さんからのリクエストによって生まれました。「グルテンが少ないパンが食べたい」との言葉から、小麦の原点とされる古代小麦を採用。オーガニック食品なのでアレルギーのある人や健康志向の人から好まれています。店内に設置したイタリア製の薪窯でじっくり焼くため、焼きたての香ばしさと香りは絶品ですよ。自宅で食べるなら、薄めにスライスして霧吹きしオーブンで約5分焼いてください。カリカリに焼けたらオリーブオイルをたっぷりかけて……。白ワインにとてもよく合いますよ!

パンづくりで心がけていることを教えてください。

生地は触りすぎず、とにかく大事に扱うことですね。水分を残して高温で焼き上げるのも心がけています。お客さんに「おいしい」と言ってもらえるのが、僕にとっては一番うれしい瞬間です。感動できるパンやピッツアを作りたいし、朝・昼・夜といつ訪れても楽しめるパン屋でありたいと思っています。

落合さんのパンとのエピソードを教えてください。

僕がパン職人を志したきっかけは、すごく単純です。高校生のとき、当時付き合っていた彼女がパン屋さんでバイトしていたんです。将来一緒に店がやりたくて、自分の店を持とうと決心しました。ちなみに僕が好きなパン屋は、ローマにある『PANELLA』と『Forno a Legna Da Sergio』。どちらも本場の味がして、イタリアとパンとの長い歴史を感じさせる名店です。

パンシェルジュやパン好きの読者に向けてメッセージをお願いします。

『Luce.di.carino』は岡山県でも数少ない、イタリアに特化したパンを取りそろえるお店です。移転してから新設した薪窯では、特に自慢のピッツアを焼きはじめました。ランチタイムにはドリンクとセットで、「マルゲリータ」「カルボナーラ」「自家製ローストポーク」のほか、アサリ、イカ、ツナ、ムール貝と魚介類が盛りだくさんの「ペスカトーレ」なども提供しています。香ばしいとろけるチーズたっぷりのピッツアを、イタリアのビール「PERONI」片手にテラス席でどうぞ!僕が焼くパンでもっともっと楽しんでもらえるよう、これからも頑張っていきます。

■Luce.di.carino

住所
〒700-0014 岡山県岡山市北区津倉町2-1-1 津倉ビル1階
電話番号
050-8884-3696
営業時間
8:00 - 18:30 ※売切れ次第終了
定休日
月曜日

WRITER

ありま しょうこ

ありま しょうこ

地域情報誌『月刊タウン情報おかやま』が運営するWEBサイト『日刊WEBタウン情報おかやま』にて、
岡山のパン屋さんを紹介する企画『パンのとりこ』を絶賛連載中。
自称「ぱんライター」としても活動しており、
異常なほどにパンを偏愛する猫好きアラサー女子。
その情熱はパンを買いに行くためだけに県外遠征し、自分でも家で焼くほど。
朝ごはんは必ずパンを食べるが、なかでも一番好きなのはベーグル!
パンシェルジュ3・2・1級にめでたく合格し、みごと「マスター」の称号を手に入れる。
子どものころの将来の夢は「パン職人の旦那さんと結婚する」こと。

★日刊WEBタウン情報おかやま
https://tjokayama.jp/

★パンのとりこ
https://tjokayama.jp/section/series/pantoriko/  
https://tjokayama.jp/section/series/pantoriko2/

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