2016年に初開催して以来、延べ100万人以上が来場している日本最大級のパンイベント「パンのフェス2023春 in 横浜赤レンガ」が、2022年3月3日（金）～5日（日）に開催されます。「ぱんてな」では今年もそれに先がけて、初出店のパン屋さんを紹介します。

今回は、「パン以上、ケーキ未満®」を運営・プロデュースする、アイワ広告株式会社代表取締役社長の小山雅明さんに、「パンのフェス」への意気込みや、フェスでのおすすめ商品などを伺いました。

「パン以上、ケーキ未満®」について教えてください。

“おいしい！”と笑顔になれるパンを食べていただきたいという想いから、北海道十勝産小麦「ゆめちから」と天然酵母を使用した生食パンをはじめ、乳化剤やショートニング、保存料、着色料などを使用しない、小さなお子さんでも安心して食べていただけるパンを揃えています。

私はよく“健全なおいしさ”と表現するのですが、素材本来の自然なおいしさをより多くの方にお伝えできればと、大きな舞台で胸を借りる気持ちで、「パンのフェス」出店を決意しました。ぜひ「パン以上、ケーキ未満®」ならではのパンをお試しいただき、店舗へも足を運んでいただければ嬉しいです。

商品の特徴や、素材について教えてください。

生食パンの商品を、北海道十勝産小麦「ゆめちから」100％で作っているのが特徴です。たまたまある社員の実家が「ゆめちから」の苗を育てる農家でして、送っていただいた小麦粉でパンを作ってもらったところ、それがまあ、おいしくて！その時に感じた素材本来の風味をそのまま味わっていただけるよう、天然酵母で発酵させて、乳化剤などの添加物も使用せず作っています。

人気No.1商品「ゆめちからもちもち生食パン」をはじめ、「ジャパンフードセレクション2022」金賞受賞の「レーズン生食パン」や季節限定商品など、生食パンは常時数種をご用意しています。また、生食パンをもっと楽しんでいただきたいと開発した、オリジナルのジャムも販売しています。

「パンのフェス」で販売する商品で“これは食べてほしい”というおすすめを教えてください。

「レーズン生食パン」です。ラム酒に漬け込み果肉がふっくらとしたレーズンを、生食パン生地にたっぷり練り込みました。“一度食べたらやみつきになる”とリピーター続出の一品です。

もうひとつは、「パンのフェスアワード2022」に出品した、季節限定「栗の生食パン」。キャラメルを練り込んだ生食パンに、マロンクリームと大粒の栗をトッピングして仕上げました。モンブランケーキのようにリッチな味わいです。

そのほか、「ゆめちらかもちもち生食パン」や、「いちじくくるみレーズン生食パン」などもご用意しますので、ぜひお立ち寄りください。

小山さんのパンづくりへの思いやこだわりを伺えますか？

こだわりは３つほどありますが、いちばんのこだわりは、「ゆめちから」本来の味わいを多くの方に楽しんでいただきたい、ということです。

そもそも「ゆめちから」は超強力粉。この粉だけでのパンづくりは難しく、ほかの小麦粉とブレンドをしてパンを作っているところがほとんどです。扱いにくい「ゆめちから」に加え、さらに扱いにくい天然酵母を使って作るというのは、パン業界の常識からいうと、ある意味、非常識だったんです。

それでも、私自身が“パンってこんなにおいしいんだ”と感動した「ゆめちから」をより多くの方に味わってほしいと、思考錯誤を重ねながら、約3年かけてレシピを開発しました。

次に、なるべく食材にこだわり、不要な添加物や保存料を使用しないことです。食品添加物は、科学的に安全なものであっても、特に小さなお子さんをお持ちのご家庭では、不安を感じる方もいると思います。おいしいパンを安心して食べてもらいたいと思っています。

最後に、太陽のように周囲をも明るくする雰囲気の店であること。接客はもちろん店内づくりも、常にお客様目線で考えながら改善していき、いつでも素材のおいしさを楽しめるパンと心からの笑顔でお客様をお迎えできるよう、これからも努めていきたいと思います。

※詳しい開発秘話など、無料の電子書籍「パン以上、ケーキ未満®太陽のお店のつくり方」でも紹介されています。

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味覚がピュアな子どもから、これまでパン好きではなかったという大人までとりこにするという「ゆめちから」の生食パン。

パンフェス会場でも人気の商品を揃えていただけるそうなので、ぜひ立ち寄ってみてください。

パン以上、ケーキ未満®

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