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上田 勇さん(3級)
私の合格ストーリー

上田 勇さん(3級)

田辺 容子
田辺 容子

上田 勇さん 会社員/観光ガイド(京都市・亀岡市・奈良県など)

【プロフィール】
会社員をしながら、休日を活用してボランティアの観光ガイドを行っている。なんでも幅広く興味を持つ性格で、上級救命や文化財防災マイスターの認定資格、全国旅行業正会員(認定ガイド)、京都観光・文化検定、日本城郭検定、薬膳・漢方検定など多数の資格を取得。趣味は野球観戦、一口馬主ライフ、パン作り(ホームメイドクッキング アドバンスコース修了)、パン屋巡り、音楽鑑賞、史跡巡り等。

Q1.パンシェルジュ検定を受験したきっかけを教えてください
私は普段、会社員をしながら京都を中心に観光ガイドをしています。京都市はパンの消費量で全国一、二を争う“パンの街”。ガイド中、お客様から「どこのパン屋さんがおいしいの?」と聞かれることも。その際、自分が好きなお店や有名店は答えられるのですが、情報が偏っていると感じていました。もっとお客様にパンの情報を伝えられるように、とパンシェルジュ検定を受験しました。

Q2.パンシェルジュ検定を受けてみての印象と、勉強方法で工夫したこと
初めて受験した時は半分くらいしか正解出来なくて、難しい印象でした。何としてでも合格したいと思った私は、受験会場にあったパン教室のチラシを見て教室に参加。実際にパンを作りながら勉強することにしました。パン作りをしていると、自然と知識が身に付いてきて、とても面白く感じました。

表紙の一部が破れるまで繰り返し使い込まれたテキスト。

Q3.合格までの道のりで突き当たった壁と、それを乗り越えた方法
パン教室に通い始めて2回目の時に、3級の受検に再チャレンジしたものの、あと数点というところで不合格。テキストに書き込んでいた答えを一度全部消し、頭をまっさらにして再度勉強しました。
やがて、パン教室に参加した成果もあり、3級の内容は理解できるようになりました。パン教室の先生からは、「(3回目の受験なので)そろそろ合格してもらわないとね」などと激励の言葉をいただいていたので、ドキドキしながら受験しました。1回目や2回目の試験後は真っ直ぐ帰宅していたのですが、3回目の時だけは「これは受かった!」という手ごたえがあったので、帰宅途中にあるショッピングモールで、買い物をしている人たちを横目にすぐに答え合わせをしました。
結果は合格!「嬉しい」というよりも、やっと合格できて「ほっとした」という気持ちが強かったです。

Q4.パンシェルジュを取得して仕事や生活などでの変化はありましたか?
街歩きの観光ガイドで、その街のパン屋さんについてかなり詳しく説明出来るようになりました。また常連のお客様や知人から、パン屋さんの感想や、新しいパン屋さんの情報を教えてもらうことも。それから、趣味の野球観戦で訪れる福岡県や大阪府のパン屋さんにも詳しくなりました。特に福岡では、必ず朝食にパンを食べるようにしていて、唐人町にある『ポエム』というお店の「もちもち牛すじカレーパン」を必ず買って帰るのがお気に入りなんですよ。

京都市内をガイド中の様子。パンシェルジュ検定の知識が特に役立つ「街歩き」の他、時代や武将などテーマに合わせたガイドや修学旅行のガイドも行っているのだとか。

Q5.これからパンシェルジュ検定を受験する人に向けて、アドバイスやメッセージをお願いします。
パンシェルジュ検定の勉強をすると、そのパンがどのように生まれたかなど、基礎的なパンの知識が身につきます。お店ごとの味の違いや作る人の思いが分かってきて、パンの食べ歩きも面白くなります。楽しんで覚えてもらえばおのずと合格すると思いますので、ぜひ受験してみて下さい。

WRITER

田辺 容子

田辺 容子

1990年滋賀県生まれ。製菓製パン材料を販売する会社でWEBデザイナーを経験したのち、印刷系の制作会社でライターとして勤める。現在は文化芸術を支える仕事の勉強中。好きなパンはシナモンロール。

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