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高見陽香さん(1級)
私の合格ストーリー

高見陽香さん(1級)

田辺 容子
田辺 容子

高見陽香さん 会社員

【プロフィール】
旅行と旅行先でのパン屋巡りが大好きです。(目標は、今後2年以内に日本全国を制覇すること!)

Q1.パンシェルジュ検定を受験したきっかけを教えてください
大学生の頃、京都に住んでいた時にパン屋巡りが趣味になりました。それから約6年、ただおいしいパンを食べ歩くだけでなく、「パンに合う料理や飲み物などの知識をつけ、パンの楽しみ方の幅を広げたい」と思い受験しました。試験は、3級でもマニアックだなぁという印象。それくらい、知らない世界にどっぷり浸れたので面白かったです。

Q2.勉強方法で工夫したこと
3級はテキストでの勉強が中心でした。2級ではよりマニアックな知識が求められたので、パン屋さんへ出掛けるたびに「このパンの名前は?」と自分で問題を作って出すなど、パンを見て・食べて、体験として知識を習得するようにしました。
そしていざ1級に取り組むぞ!というとき、“パンシェルジュ=パンのコンシェルジュ”であることを改めて思い出しました。パンの魅力を、自分の言葉で周りの人たちに伝えられるようになりたいと思い、Instagramのアカウントを立ち上げました。そのことが、結果的に論文対策になりました。

論文対策に繋がったというInstagram。写真は、高見さんが1級の論文課題の中でおすすめした『café yom pan』(神戸市)の「自家製ローストポーク&りんごの蒸し煮&カマンベールのサンド」。

Q3.パンシェルジュ取得のきっかけとなったパンについてぜひ、ぱんてな読者にご紹介ください!
きっかけは、大学時代の下宿先のそばにあった『GRANDIR』というお店です。ここの「黄金のメロンパン」に感動してから、パン屋さんのパンはおいしい!ということに気づき、パン屋巡りがスタートしました。
黄金のメロンパンは、さっくり&しっとりな食感のコントラスト、バターの豊潤(この言葉を使いたいくらいジューシー)な風味と、ちょっぴり効いた塩気が印象的でした。そしてなにより、焼き立てパンのクラムからふわぁ〜っと立つ、温かい湯気と香りに魅了されたのを覚えています。

Q4.合格までの道のりで突き当たった壁と、それを乗り越えた方法
パンの作り方については、なかなか覚えられなかったなぁと思います。そのため、自分で簡単なパンを捏ね、パン作りの段取りをイメージ出来るようにしました。また、パン作りは化学だと考えていたので、パンが作られる仕組みを化学的に理解するようにしました。

Q5.パンシェルジュを取得して仕事や生活などでの変化はありましたか?
私は現在お菓子メーカーで働いており、周囲には食に関心の高い人がたくさんいますが、パンシェルジュの取得で、パンについて質問される機会が増えました。「今度〇〇へ出掛けるのだけど、おいしいパン屋さんを教えて」とか、「おいしい焼き直し方は?」など。また、食事をするときに、パンと他の料理との楽しみ方の幅が広がりました。さらに、麦や発酵関連でビールへの関心も湧き、現在はびあ検(日本ビール検定)の勉強中。新しい食分野の開拓にも繋がりました。

Q6.これからパンシェルジュ検定を受験する人に向けて、アドバイスやメッセージをお願いします
日々何気なく食べている主食のひとつ“パン”について知ると、食生活の楽しみの幅がグッと広がります。また、「どんな人が、どんな場所で、どんな人に向けて、どんな気持ちを込めて作ってくれているのか」を知ることで、パンの楽しみ方がより深まると思います。
ぜひ毎日を豊かに過ごすきっかけとして、楽しく取り組んでみてください!

WRITER

田辺 容子

田辺 容子

1990年滋賀県生まれ。製菓製パン材料を販売する会社でWEBデザイナーを経験したのち、印刷系の制作会社でライターとして勤める。現在は文化芸術を支える仕事の勉強中。好きなパンはシナモンロール。

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