日本最大級のパンのフェス、「パンのフェス2022春 in 横浜赤レンガ」が、2022年3月11日（金）～13日（日）に開催されました。ぱんてなライターが初日の様子と、購入したパンの一部をレポートします。

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3月11日、10時20分。快晴の横浜赤レンガ倉庫では、販売を行うパン屋さんたちがせっせと準備をすすめていました。

そして、入場口には、すでにたくさんのパン好きさんが！優先入場券をお持ちの参加者は朝10時半から、通常の入場券では11時から入場が始まりました。みなさん、コロナ対策ガイドラインに沿って、マスク着用や距離を保って、整列されていましたよ。

ここからは、編集部注目の２商品をピックアップ！こちらは、4月15日（金）〜17日（日）に石川県で開催されるパンのフェス『石川さんとパンのフェス』にも出店予定なので、参加予定の方はとくに注目です。

パンのフェスアワード「ぱんてな賞」受賞！カノムパン「ボロディンスキー」

まず最初におすすめしたいのが、神奈川県は鎌倉より出店の「カノムパン」。素材の味を活かした、飽きのこないシンプルでラスティックなパンが人気です。「ボロディンスキー」は、パンのフェスアワードで「ぱんてな賞」を受賞！栃木県産ライ麦の全粒粉100％で作った、黒糖のような生地の甘みと、コリアンダーシードの爽やかな香りが特徴です。

そのままでももちろんおいしいのですが、スライスしてハムやチーズなどとオープンサンドを作ってもおいしそう！スパイスの風味が具材を引き立ててくれそうです。また、お店ではボルシチやサーロ（豚脂の塩漬け）などと合わせるのをおすすめしていました。
ほかにもカノムパンでは、麦入り味噌を練り込んだ「ミソローフ」、バナナやシナモンで作ったペーストを巻き込んだ「バナナパン」など、遊び心のあるラインナップが魅力。独自の発想で楽しませてくれるパン屋さんです。

▼パンのフェスアワード「ぱんてな賞」選考会の様子はこちら

斬新なあんぱんで注目のスイートオーケストラ「白石あんぱん」

続いては、こちらの記事でも紹介している、北海道は札幌の「スイートオーケストラ」。パンのフェスアワードでは「ゴールド」を受賞しています。「白石あんぱん」は、札幌市の白石区にちなんで名付けられた、“スイーツ店が本気で作ったあんぱん”です。このあんぱんが面白いのは、生地がシュー生地のように薄皮なことと、あんがお餅のように伸びること。

パリッと薄い生地を割ってみると、みょーんと伸びていくあんこ。インパクト大です。あん全体は羊羹でコーティングされており、ほどよいうるおいが感じられます。これは一度味わうとクセになる！家族と楽しむために複数買っていても、ついついもう１個……と手が伸びてしまいそうです。唯一無二のあんぱんを、みなさんもぜひ味わってみませんか。

さて、ここからは、ぱんてなライターが購入した商品のなかで、注目の２商品をピックアップしました。みなさんも、予習していたお店からそうでないお店まで、「パンのフェス」でのさまざまな出会いを楽しむことができましたでしょうか？

▼スイートオーケストラ「白石あんぱん」の記事はこちら

ブーランジェリー　丘の上のシェリー「世界を旅するホットサンド　エルビスサンド」

千葉県は香取市にある「ブーランジェリー　丘の上のシェリ―」。天然酵母「ルヴァンリキッド」を使用し、地元産の素材にこだわったパンやケーキなどを販売しているお店です。お店の看板を見て気になったのが、「世界を旅するホットサンド」。これは（株）JALスカイと共同で企画した商品ということで、世界を旅した気分になれそうです。選んだのは、某TVドラマで話題を集めた「エルビスサンド」。かつてエルビス・プレスリーが愛したといわれる組み合わせのサンドイッチです。

全粒粉入りの香ばしくもっちりとした生地には、バナナと粒入りピーナツバターが挟まれていて、アクセントにシナモンが香ります。バナナの甘みとピーナツの塩けで生まれる甘じょっぱさがたまりません。味のバランスと食べごたえどちらも絶妙で、おやつでも食事でもいけちゃいます。

「銀座ルノアール」の新業態・BAKERY HINATA「コーヒーあんぱん」

株式会社銀座ルノアールが始めたベーカリー「BAKERY HINATA」。以前より注目していたのですが、「パンのフェス」に出店されるということで、初めて食べることができました！こちらの記事でも紹介されていた「カレーパン」や「クリームパン」に並んで、気になっていたのはフェス限定の「ほろ苦コーヒーあんぱん～フェス限定キーコーヒーコラボパン～」。

口溶けよく歯切れいい生地。中には、キーコーヒーのコーヒー粉末入りのコーヒーペーストと、甘さ控えめ口当たり軽めのホイップクリームが。ほろ苦いのがいいけど甘すぎないのがいい、そんなコーヒー好きのわがままに応えるような一品です。コーヒーと一緒に食べてもおいしそうです。

▼BAKERY HINATAの紹介記事はこちら

 

開場を見渡すと、大量のパンを抱えたパン好きさんたちが、幸せな顔をしていました。ここ横浜で久々の開催となる「パンのフェス」、楽しんでいただけましたでしょうか？

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以上、会場からのレポートでした！
「パンのフェス2022春 in 横浜赤レンガ」にご来場くださったみなさん、出店いただいたお店のみなさん、ありがとうございました。4月15日（金）〜17日（日）には、『石川さんとパンのフェス』（https://pannofes.jp/with_ishikawa2022/）が開催されます。北陸のパン好きのみなさんとお会いできることを楽しみにしています！