あっという間に年が明け、2025年がやってきました。初売りで賑わうデパートを歩いていると、コロナ禍が明けたことを実感します。さて、パン活はじめは、恒例のパンの福袋から。今年は新宿・渋谷周辺を歩いて見つけた、事前予約制ではない商品を中心にGETしましたのでご紹介します。

整理券争奪戦！毎年人気「ジュウニブンベーカリー」の〈ジュウニブンベーカリーの福袋〉

いつもよりちょっといい気分、いい暮らしを提案する自然派ベーカリー「ジュウニブンベーカリー」。言わずと知れた名店「365日」と同じウルトラキッチン株式会社が経営しており、東京・神奈川に計4店舗存在します。

1月2日、初売りの京王百貨店新宿店。店を通り過ぎて折り返すくらいの列を作っていたのは、ジュウニブンベーカリーの福袋を求める人々でした。開店から30分後に並び始めましたが、すでに「購入できない可能性もあります」というアナウンスが。ハラハラしましたが、13:00〜17:00までの受取が確約された整理券を手に入れました。

気になる中身は、バラエティ豊かな全6品。人気商品「風船パン」、お正月らしい「黒豆パン」、リニューアルされたという「シナモンロール」と、ほか人気商品の組み合わせです。黒豆パンはリング状になっていて、セミハードな生地をちぎってみると黒豆がごろごろと登場しました。今回は新宿店の福袋でしたが、渋谷店は内容が違っていた模様。もしかしたら店舗ごとに違うのかもしれませんね。

メロンパンだけじゃない！「新宿高野本店」の〈タカノブレッド福袋〉

フルーツ専門店として明治18年に創業した「新宿高野」。品質も味も見た目も素晴らしいフルーツと、フルーツを使ったケーキやパフェなどの展開でおなじみですが、実はパンも作られていて、新宿2店舗、大宮、横浜の4店舗で取り扱いがあります。

自社パン工場で焼き上げられた商品が並ぶ新宿本店地下。たまたま立ち寄ったところ、ブレッド福袋を発見しました。高野のパンといえばクリーム入りのメロンパンが有名ですが、それ以外の商品をとくに知らなかった筆者は、絶好のチャンスだと思い購入を決めました。どうやら初売り限定だということで、レア度も高いです。

ラインナップは、人気商品「クリーム・ド・メロン」に、定番商品「ミルキーブレッド」「塩ロールパン」などを含めた全6種類。気になるのは年末年始限定だという「2色のクリームパン〜紅白〜」。かわいらしい形のパンはそれぞれストロベリークリームとバナナクリーム入り。大人も子どもも楽しめる、ほんのりとした甘さでおいしくいただきました。

あんこにカレンダー、クーポンまで！「喜福堂」の〈喜福堂福袋〉

手づくりあんぱん屋さんといえば巣鴨の喜福堂です。ぱんてなでも以前紹介しましたが、大正5年創業で、地元の人々を中心として100年以上もの間、おいしいパンを販売してきた歴史があります。

定期的に食べたくなるおいしさで、筆者も大変お気に入りです（とくに、つぶあんとりんごぱんが好き）。新年の西武渋谷店を歩いていたところ、たまたま喜福堂の福袋を発見したので購入しました。

パンは白小豆とつぶあんの2種類のみですが、巣鴨本店で使える500円分のクーポン（2025年12月末まで）や卓上カレンダーがついてくるなど、エンタメ感満載です。なんといっても、購入日（1月2日）の当日朝に練り上げたという「新年初練りあんこ」にときめきました。初練りあんこをいただくと、口溶けがよくまろやかでびっくり。縁起物をいただいて、よい年になる気がしてきました。

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みなさまがよいパン活ができますように。今年もよろしくお願いいたします。

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