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【大阪・堀江】驚きのむぎゅもち食感。ボーノベーカリの「生ベーグル」を食べてみた
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【大阪・堀江】驚きのむぎゅもち食感。ボーノベーカリの「生ベーグル」を食べてみた

田辺 容子
田辺 容子

「ボーノベーカリ」は、大阪・堀江にあるベーカリーショップです。カフェや古着屋、美容室などが多く立ち並ぶこのエリアで働く人・生活する人たちに寄り添い、地域に愛されるお店を目指してオープン。誰もが安心して食べられる素材を厳選して使用し、ふわもち食感の食パンや、店名にちなんだ棒状のパンなどが並びます。

このお店で新たに人気商品となっているのが、2023年9月に発売された「生ベーグル」シリーズ。20年以上のキャリアを持つパン職人が約200日もの期間をかけ、理想の食感を求めて誕生した一品です。
そこで今回、新食感を体感するべく、シリーズ人気No.1の「生ベーグルドーナツ」、「プレーン生ベーグル」、「塩バター生ベーグル」、「ショコラベリー生ベーグル」の計4種類を実食しました。

堀江で働く人たちが食べやすいワンハンドパンがラインナップ

お店は大阪メトロ「桜川駅」より北東方面へ徒歩約5分、南堀江公園通に面した交差点付近にあります。店内には「ボー(棒)のクロワッサン」をはじめ、片手でさっと食べやすいパンがずらり。ショーケースにはサンドイッチ類も並びます。

お目当ての「生ベーグル」シリーズはレジ横にありました。
購入した4種類以外にも、訪問時には「博多明太生ベーグル」や、「Wチーズ生ベーグル」、「鳴門金時のお芋生ベーグル」がラインナップ。また、生ベーグルを使用したサンドも展開されていました。

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レジ横に並ぶ「生ベーグル」シリーズ。「生ベーグルドーナツ」はお店の方に取ってもらうスタイルです。

パン職人が追い求めた新食感の「生ベーグル」4種を実食!

「生ベーグルドーナツ」(281円)

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まずは人気No.1の「生ベーグルドーナツ」から。
実食前に、「生」と名付けられた由来を探ろうと生地をチェック。指で軽く押してみましたが、何事も無かったかのように元どおりに。次に、両手で半分に割ろうと試みると、生地の引きが強い!「ふわふわ」や「もちもち」ではなく、「むぎゅもち」という形容詞がしっくりくる弾力があります。やや重量を感じるみっちりとした生地になっています。

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一口頬張ると、外側にまぶされたグラニュー糖のじゃりじゃり感やベーグル生地表面のカリッと感に続き、かなりしっとりとした食感が味わえます。時間をかけて熟成発酵させたという生地は水分を多く含み、じゅわっとした口当たり。

気になるお味は、極めてシンプルです。砂糖の優しい甘さのなかに、ほんのりシナモンの香りが漂います。マラサダにも近いビジュアルですが、こちらは揚げずに作られているので、後味はあっさりしています。一方で、しっかり噛みしめるので、食後の満腹度は高め。ベーグル特有のもちもち感と、ドーナツのようにまるで揚げてあるかのようなじゅわっと感を併せ持つ新食感の一品です。

「プレーン生ベーグル」(259円)

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きめ細かい生地で、小麦の甘みと香ばしさを楽しめるベーグルです。「生ベーグルドーナツ」と比較すると、しっとり感はやや弱め。しかしこちらも、むちむちとした特徴的な弾力があります。生地の素朴なおいしさを味わえるので、そのままはもちろん、お好きな具材を挟みオリジナルサンドを作るのも良さそうです。

「塩バター生ベーグル」(313円)

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続いては、「生ベーグルドーナツ」の次に人気という「塩バター生ベーグル」。
表面は粒状の塩がトッピングされ、中にバターがサンドされています。トッピングソルトの尖った塩味と、バターの生乳による豊かな風味は絶品。また、噛みごたえある生地に塩のカリッと感、なめらかなバターが三位一体となって、食感のコントラストを生み出しています。

「ショコラベリー生ベーグル」(346円)

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最後は店舗スタッフさんもおすすめの「ショコラベリー生ベーグル」。生地半分をチョコレートでコーティングし、その上からさらにアーモンドダイスがトッピングされています。
チョコのビターな甘さとパリパリ食感、アーモンドの香ばしい風味にクランベリーの甘酸っぱさがマッチ。それぞれがバランスよく組み合わせられていました。4つの中では最も「むぎゅもち」感は控えめの印象ですが、ほどよい甘さがクセになりそうです。

お土産にぴったり!かわいい紙袋でお持ち帰り♪

購入したパンは、おしゃれなデザインのショップバッグに入れてくれました。朝食などの日常使いはもちろん、パン好きさんへのお土産にもぴったりです。

また「ボーノベーカリ」では、一部商品について、公式ホームページから取り置きが可能(2日前まで)。もちろん今回、筆者も活用しました。遠方から訪れる際でも「欲しかったパンが売切れていた!」という心配がないので安心です。


想像を超える「むぎゅもち」感が味わえる「生ベーグル」。お近くの方もそうでない方も、大阪へ訪れた際はこの新食感をぜひ一度試してみては?

※本記事は個人の感想に基づき作成しています。味の感じ方には個人差がありますので、予めご了承ください。
※商品の情報は2023年12月現在のものです。最新情報はお店のSNSなどでご確認ください。

■ボーノベーカリ

住所
大阪府大阪市西区南堀江2-9-16-1F
アクセス
大阪メトロ千日前線 桜川駅より 徒歩5分
営業時間
10:00~19:00(不定休)
TEL
06-6684-8860

WRITER

田辺 容子

田辺 容子

1990年滋賀県生まれ。製菓製パン材料を販売する会社でWEBデザイナーを経験したのち、印刷系の制作会社でライターとして勤める。現在は文化芸術を支える仕事の勉強中。好きなパンはシナモンロール。

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