2016年に初開催されて以来、延べ100万人以上が来場している日本最大級のパンイベント「パンのフェス2024春 in 横浜赤レンガ」。今年は2024年3月1日（金）～3日（日）の3日間にわたって開催されます。それに先がけて、『ぱんてな』では初出店のパン屋さんを紹介します。

今回は長野県千曲市にある「KTs Bakery＆Cafe」の庭野薫さんに、「パンのフェス」への意気込みやフェスでのおすすめ商品などを伺いました。

「KTs Bakery＆Cafe」について教えてください。

名月で有名な姨捨（おばすて）地区がある、長野県千曲市の住宅街でひっそりと営む小さなパン屋です。パン職人歴20年以上の私（オーナー）と、パン職人歴10年以上の店長がタッグを組み、ベテランの女性職人同士ならではの感性を生かしたパンづくりをしています。お客さんにはおいしいものをいっぱい食べてもらいたいので、具材をたっぷり詰めこんでボリュームたっぷりに仕上げています。

パンづくりへの思いを教えてください。

基本となる部分は守りつつも、おいしい組み合わせを求めて試行錯誤してきました。フィリングはなるべく手作りにしながら、信州産や旬を取り入れた食材で作っています。こだわりは、いろいろな生地で少しずつ種類の違うパンを焼いていること。バターたっぷり「麟ブレッド」の生地に、ドーナツ生地、塩パン生地など多種多様な生地を使い、パンごとに食べてほしい食感や風味、味わいを意識して作っています。

 

「パンのフェス」で食べてほしいおすすめのパンを教えてください。

おすすめは「信州ミルクのホワイト生コッペパン」です。水の代わりに信州産の牛乳で仕込んだ生地を、やわらかくもちっと焼き上げました。そこに切り込みを入れ、季節の地元食材で作る自家製のフィリングをたっぷり合わせています。シンプルだけどこだわりが詰まった商品で、時季によって新しい味も登場します。

また信州のB級グルメ「牛乳パン」をベースにした当店のオリジナル「天使の牛乳パン」もぜひ食べてほしいひと品です。ふんわりしっとり、まるで天使の枕のような生地に濃厚ながら食べやすいバタークリームで仕上げています。

そのほか、一番人気の「心奏食パン」は、クリームと発酵バターなどを使ったリッチな味わいで、軽くトーストしてどうぞ。何もつけなくても耳までおいしいと好評です。

最後に、「パンのフェス」出店への意気込みをお願いします！

パン業界に身を置いて20年以上、パンが大好きという気持ちでこれまでやってきました。「パンのフェス」に参加させていただく夢が実現して、とてもうれしく思います。1日のみの参加ではありますが、私たちらしく枠にとらわれない自由なパンたちを提供いたします。

 

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ベテラン職人ふたりの感性が光る「KTs Bakery＆Cafe」。こだわりのフィリングと、あらゆる生地の違いを楽しんでみてくださいね。

まだまだ初出店のお店紹介は続きます。おでかけ前に各店舗の情報をチェックして、「パンのフェス2024春 in 横浜赤レンガ」をもっともっと楽しみましょう！

KTs Bakery＆Cafe