春の陽気に誘われて、外出する機会が増えてきた方も多いのではないでしょうか。今回は筆者が京都で見つけた、春のお出かけのおともやお花見シーズンにぴったりのパンをご紹介いたします。

※2025年3月購入時点の情報です。商品や店舗営業等に関する最新情報は、公式サイトやSNSでご確認ください。

大正製パン所「苺サンライス」

1919（大正8）年創業の老舗ベーカリー「大正製パン所」で見つけたのは、やさしいピンク色のビジュアルが春気分を高めてくれる「苺サンライス」。ビス生地に、大正製パン所自家製のいちごの生果汁を練り込んだメロンパンです。

生果汁を使用していることから、ビス生地にはいちごのつぶつぶ感が残っており、いちご本来の甘酸っぱくフルーティーな味わいが楽しめます。いちご果汁がなくなり次第終了するということなので、見つけたらぜひお早めに。

UN JOUR（アンジュール）「さくらあんバター」

日本の春に欠かせない「桜」と「あんバター」組み合わせた「さくらあんバター」を販売するのは、京都市伏見区にあるベーカリー「UN JOUR（アンジュール）」。ほどよい甘さのつぶあんと、桜の花の塩漬けを混ぜ込んだバターをサンドした逸品です。

あんことバターの甘じょっぱいおいしさは言わずもがなですが、見た目にもお味にも桜の塩漬けがアクセントに。またライ麦が配合されたパン生地は、もっちり食感で食べごたえもあり。一口食べ進めるごとに、生地のうまみと春の味わいを楽しむことができます。

井上製パン「たけのこと地鶏の春キャベツサラダドッグ」

1952年創業・京都市東山区にある「井上製パン」。毎年春限定で販売されている「たけのこと地鶏の春キャベツサラダドッグ」は、コッペパンに春キャベツのサラダをサンドし、地鶏とたけのこを贅沢にトッピングした逸品です。

春キャベツのサラダは、シャキシャキ食感を残しつつ粒マスタードが効いたピリ辛風味。ジューシーな地鶏の旨みと、たけのこのあっさりとした味わいにマッチしています。
お店は京阪電車「七条駅」から徒歩すぐ。鴨川もほど近いエリアなので、鴨川沿いを散歩して、小腹を満たしたときにもおすすめです。

パン屋 motto（モット）「花見団子パン」、「ミニパン」

西七条エリアにある「パン屋 motto（モット）」で見つけたのは2種類。
1つ目は、“花より団子”さらには“団子よりパン”というパン好きさんにおすすめしたい「花見団子パン」。いちご、プレーン、抹茶と3種類の味が楽しめるメロンパンです。

食べるのがもったいない！という気持ちになるかわいさだけでなく、お味も本格派。ビス生地のさくさく食感と、特に抹茶の濃厚な風味を楽しむことができます。お花見に持って行けば注目の的になること間違いなしです。

2つ目は、うさぎの形をした「ミニパン」。大人の手のひらに収まる大きさは、お子さんと一緒にパンを楽しみたい時、あともう少しだけ食べたいという時にも嬉しいサイズ感です。

そんなミニパンは、自家製のいちごジャム入り。国産いちごと砂糖のみで作られたジャムは、いちごのやさしい甘さを楽しめます。イースターにもぴったりの一品です。