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パンシェルジュがいるパン屋さん。「横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ」のペストリーショップ「ドーレ」
パンのあれこれ

パンシェルジュがいるパン屋さん。「横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ」のペストリーショップ「ドーレ」

野崎 さおり
野崎 さおり

「ぱんてな」では「パンシェルジュがいるパン屋さん」を紹介しています。「横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ」の地下1階にあるペストリーショップの「ドーレ」は、パンシェルジュがいるパン屋さんです。信頼あるホテルのペストリーショップとしてグルメな横浜の人たちから愛され、口コミサイトでも高い評価を得ています。横浜駅西口から地下街を通って徒歩1分で辿り着けるなど、アクセスも良好。その「ドーレ」にお邪魔して、パンシェルジュ検定1級保持者のおふたりにお話を聞いてきました。

横浜駅直結。信頼あるホテルブランドのパンとケーキが並ぶ「ドーレ」

ハード系にデニッシュなど様々なパンが並びます。

1998年のホテル開業と同時にオープンし、幅広い年代に愛されるパンを作っている「ドーレ」。50種類ほどのパンや季節のケーキが並ぶお店です。「パンドミ」や「高加水食パン パンドミ105」など、曜日限定を含めて食パンだけでも6種類もあるなど、日々の食事に寄り添ったパンが並びます。

「あんバターフランス」(600円)

また定番人気は、北海道・十勝で手造りされている「あすなろファーミング」のバターと、北海道産粒あんを長時間発酵のフランスパンに挟んだ「あんバターフランス」。全体的に口溶けがよく、リベイクするとバターの香りのよさが引き立つと評判です。

厳選した食材を使った2026年夏の新作4品

2026年夏は、季節限定のパンが登場しています。生地や具材にもこだわった4種類は、ランチはもちろん、お酒のおつまみとしても楽しめそうなものばかりです。館内に和洋中いくつものレストランを持つホテルの強みを活かして、シェフがたくさんの食材を試して開発されました。

「スティックピザ トマト&サラミ 」(420円)

食べやすい形に成型された「スティックピザ トマト&サラミ」は、「時間がたっても生地のサクサク感を保つには?」という発想から生まれたという通り、生地の食感がポイントです。使っているのはクロワッサン生地。細長く焼き上げ、トマトやサラミ、ブロッコリーをトッピングして彩りが鮮やか。しっかり食べ応えもあります。

「ヴァイスヴルスト」(490円)

ヴァイスヴルストとは、ドイツ・バイエルン地方の皮をむいて食べることも特徴の白いソーセージです。丸ごと1本使われたソーセージは、すでに皮がむかれているため、歯触りやわらか。味わいもぎゅっと詰まっています。土台となったパン生地は、しっとりソフトなブリオッシュ生地。オニオンソテーとハニーマスタードが添えられていて、大人はビールが恋しくなる味です。

「ほうれん草とベーコンのトルデュ」(420円)

「ほうれん草とベーコンのトルデュ」は、地元横浜産のほうれん草とシェフが厳選した北海道産無添加ベーコンを合わせた、地産地消を意識したパンです。トルデュとはフランス語で「ねじる」という意味で、具材を練り込んだ生地をねじっています。風味付けに使われているにんにくの香りも食欲をそそるパンです。

「じゃがバター 柚子胡椒風味」(360円)

じゃがバター 柚子胡椒風味は、北海道産のじゃがいも「きたあかり」をマッシュしたものに柚子胡椒入りのバターを効かせています。ほんのり甘く柔らかな高加水のパン生地で包み込んでいて、滑らかなじゃがいもの食感と柚子胡椒の組み合わせによるコントラストも絶妙です。

パンシェルジュ1級保持者が2名。知識が業務に役立つパンシェルジュ検定

その「ドーレ」は、パンシェルジュがいるパン屋さんです。販売担当の宮田理絵さんと製造担当の湯澤有希さんというふたりの1級保持者がいます。まず、おふたりにパンシェルジュを目指した理由を伺いました。

宮田さんは「『ドーレ』には7年以上前から勤務していますが、本当においしいパンを求めて来てくださるお客様がとても多いんです。パンシェルジュ検定で知識を身につければ、ただパンを売るだけではなく会話が広がって、パンについていろいろなご提案ができるかもしれないと思いました」と話してくれました。

パンシェルジュ検定 合格認定バッジを2つ付けてお店に立つ宮田理絵さん。定番のパンでおすすめは、アーモンドパウダーを巻き込んだ「シュネック」(280円)

湯澤さんは「横浜ベイシェラトンの製菓部門から製パン部門に異動したのがきっかけです。製パンの知識はほとんどなかったので、現場で技術を身につけながら、パンシェルジュ検定で知識を学ぼうと考えました」とのことでした。

3級から1級まで1つずつ合格していった宮田さんは「最初は販売業務には1級までの知識は必要ないかもしれないと思いました」と打ち明けてくれました。それでも1級に挑戦したのは、「1級の課題レポートに、好きなパンの提案というものがあったからです。自分が『ドーレ』でしていることを資格取得に生かすことができました」と話してくれました。

製造担当の湯澤有希さん。お店でお気に入りのパンはデニッシュ生地にカシューナッツを巻き込んだ「ロック」(320円)。

湯澤さんは1級のレポート課題に、いちばん心に残っているパン屋さんというテーマを選びました。「パンを好きになったきっかけのフランスパンを売っている、幼稚園のころから通っているお店のことを書きました」と話してくれました。

パンシェルジュ検定の範囲で難易度が高いと感じた内容は、宮田さんは利益の計算、湯澤さんはペアリングだったそう。

「パンシェルジュ検定を取得してから、パンに関する興味や視野が広がったことは、自分にとって財産のような気がしています」と宮田さん。湯澤さんは、「職場の目標設定としてもパンシェルジュ検定を利用しました」と教えてくれました。スキルアップの目安としてパンシェルジュ検定を活用しているそうです。

お店にはおいしそうなケーキも並んでいます。

製造を担当する湯澤さんは「パンシェルジュ検定で得た知識と現場で培った技術が、点と点が線でつながって、役立っています」と話してくれました。パンシェルジュ検定の内容は、日々の業務にも生きているようです。

宮田さんは、制服にパンシェルジュ1級と2級のバッジをつけてお店に立っています。「ゲストに寄り添ったコミュニケーションができるよう、よりパンについて学んでいきたいです」と抱負を語ってくれました。

パンがおいしいと評判の「ドーレ」。宮田さんと湯澤さんの他にも、2級を保持しているスタッフさんもいます。横浜駅を訪れたら、パンシェルジュが活躍する「ドーレ」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

■ ドーレ

住所
神奈川県横浜市西区北幸1-3-23 B1
電話番号
045-411-1188(レストラン総合予約)
営業時間
10:00~19:00
定休日
なし

「ぱんてな」では、今後も「パンシェルジュがいるパン屋さん」を紹介していきます。パンシェルジュ検定のサイトで、登録も受け付けています。お店のPRとして活用をご検討ください。

WRITER

野崎 さおり

野崎 さおり

ライター。2017年パンシェルジュ検定2級合格。カンパーニュなどのハード系とクロワッサンが好き。旅の目的にはパン屋さん巡りとローカルフードの実食を必ず入れ、旅が「パンの仕入れ」になっていると揶揄されることもしばしば。早起きが苦手なのがパン好きとしての最大の弱点。

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