2016年に初開催されて以来、延べ100万人以上が来場している日本最大級のパンイベント「パンのフェス2024春 in 横浜赤レンガ」。今年は2024年3月1日（金）～3日（日）の3日間にわたって開催されます。それに先がけて、『ぱんてな』では初出店のパン屋さんを紹介します。

今回は静岡県伊東市にある「米粉パンCUBREAD」の山下由香さんに、「パンのフェス」への意気込みやフェスでのおすすめ商品などを伺いました。

「米粉パンCUBREAD」について教えてください。

伊豆高原の海の目の前で営む、米粉100%の「グルテンフリーヴィーガン米粉パン」をそろえるオーガニックベーカリーです。店名の「CUBREAD」という名前は、「CUBE」+「BREAD」で考案した造語。開店当初は、成形の際に型に流し込んで作っていたことからなんです。

米粉は南伊豆のオーガニック米を中心に、熊本県のミズホチカラなどを取り寄せてブレンド。そのほか、基本的には乳製品や卵、白砂糖を使わずに作り上げており、フィリングやジャムには、自家栽培の野菜や毎週近所の農家さんから仕入れるフルーツを取り入れています。

パンづくりへの思いを教えてください。

私自身、パン屋さんでありながら、ある日突然小麦アレルギーになってしまったんです。そのときから、「アレルギーがあっても安心しておいしく食べられる米粉パンを作りたい」と考えるようになりました。「米粉パンCUBREAD」は、「小麦をいっさい使わないパン屋さん」として作ったブランドです。

従来の米粉パンが持つイメージをくつがえし、ふんわりなのにずっしり、とびきりおいしい米粉パンを作り上げました。国産米粉の消費拡大を目指し、日本のお米のよさをたくさんの人に広めていけたらと思っています。

「パンのフェス」で食べてほしいおすすめのパンを教えてください。

店名の由来でもあるキューブ型の米粉パンは、季節に合わせたフレーバーを使う自慢の商品です。米粉パンは「レジスタントスターチ」（難消化性でんぷん）を多く含んでおり、腸内環境を整えて美と健康をサポートしてくれます。おいしいうえに体にもよく、一石二鳥以上の働きをする優れものなんですよ！

最後に、「パンのフェス」出店への意気込みをお願いします！

米粉パンの認知を広げるために、業界でいちばん有名な「パンのフェス」に出店することがずっと夢でした。おいしい米粉パンをたくさんの方にお届けできるよう、憧れのイベントで頑張りたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

 

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おいしい米粉パンの追及に妥協しない「米粉パンCUBREAD」。自慢の米粉パンを味わいに、ぜひブースを訪れてみてくださいね。

まだまだ初出店のお店紹介は続きます。おでかけ前に各店舗の情報をチェックして、「パンのフェス2024春 in 横浜赤レンガ」をもっともっと楽しみましょう！

米粉パンCUBREAD