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バレンタインは、手作りを贈ろう♪ ぱんてな×お菓子教室 Fait Beau Tokyoの手づくりレシピ
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バレンタインは、手作りを贈ろう♪ ぱんてな×お菓子教室 Fait Beau Tokyoの手づくりレシピ

梶原 綾乃
梶原 綾乃

今年のバレンタインは、おうち時間で楽しく手作りを

いよいよ今年もバレンタインの時期がやってきました。
コロナ禍の今、本命チョコを直接渡したり、
たくさんの人に友チョコを作ることは難しいかもしれませんが、手づくりのおいしさや日頃の感謝を、大切な人に伝えたい気持ちは変わらないもの。
そこで、ぱんてなでは、バレンタインにぴったりなパンや焼き菓子のレシピを紹介。
東京・池尻大橋のお菓子教室「Fait Beau Tokyo」のSAWAKO先生にご協力いただき、素敵なオリジナルレシピを考えていただきました♪

レシピ監修:SAWAKOさん(Fait Beau Tokyo)

「ル・コルドン・ブルー東京校」を卒業し、渡英・渡仏。本場のシュガークラフト、カップケーキ、イギリス菓子、フランス菓子を習得。帰国後、「お菓子教室Fait Beau Tokyo」を主宰。フランス菓子やカップケーキなどのレギュラーレッスンの他、メディアやイベントへの出演、撮影協力、レシピ提供などを行う。外国人旅行者へ英語で行う日本らしい洋菓子のレッスンJapanese Baking Master Courseも人気。

※現在、パンコースは外国人向けオンラインレッスンにて開催中。
日本人向けパンコースは順次スタート予定。

カルダモンとチョコレートのスコーン(難易度:★☆☆)

今注目のスパイス「カルダモン」がふわっと香る大人のスコーンです。
実はカルダモンは、チョコレートとの相性も抜群。
ひと味違うバレンタインにいかがでしょうか。

【材料】6個分
A
薄力粉(ドルチェを使用)……100g
強力粉(カメリアを使用)……100g
ベーキングパウダー……小さじ2
グラニュー糖……30g
食塩不使用バター(ダイス状にカットし冷やしたもの)……70g
カルダモンパウダー……小さじ1/2


B
牛乳……55g
ヨーグルト……20g

スイートチョコレート……35g

【作り方】手で作る場合(フードプロセッサーでも作れます)
1.ボウルにAを入れ、カードで切るように混ぜる。次に指先を使って、粉の中でバターを潰したあと、手のひらですりあわせる。バターと粉がなじんだ、少し黄色みがかった粉にする。

2.Bを加え、ゴムベラで切るようにさっくりと合わせる(この時点では少々粉っぽくてOK)。細かく砕いたチョコレートを混ぜる(※)。

※フードプロセッサーを使用する場合は、チョコレートは砕かない状態で混ぜると、細かくなりすぎるのを防げます。

3.ボウルから出し、長方形になるように手で広げる。半分に折るように畳み、再び手で広げて長方形に戻す。90度回して再度半分に折る。これを4〜5回繰り返して生地をまとめる。

4.ラップに包み、1時間以上冷蔵庫で冷やす。

5.綿棒で2.5cmの厚みになるように楕円に伸ばし、包丁で6等分にカットする。表面に刷毛で溶き卵(分量外)を塗り、190℃に予熱したオーブンで25分焼く。

チョコカスタードのくるくるパン(難易度:★★☆)

基本のミルク生地に、チョコカスタードとチョコチップを巻き込んだ、
初心者さんにも作りやすい生地です。
いろいろなフィリングでアレンジしてみても。

【材料】8個分
◎基本のミルクパン生地
強力粉(カメリアを使用)……200g
上白糖……20g
塩……3g
卵……20g
水……110g
食塩不使用バター(常温に戻す)……20g
ドライイースト……3g
スキムミルク……6g

◎チョコカスタードクリーム
卵黄……1個
グラニュー糖……25g
薄力粉(ドルチェを使用)……10g
牛乳……105g
スイートチョコレート……12g
チョコチップ(溶けにくいタイプ)……20g

【作り方】手ごねで作る場合(ホームベーカリーまたはニーダーでもできます)
◎カスタードクリーム
1.ボウルに卵黄、グラニュー糖を加えてホイッパーで混ぜ、薄力粉をふるい入れて、さらに混ぜる。

2.鍋に牛乳を沸騰させ、1に少しずつ加えながら、ホイッパーで混ぜる。混ざったら鍋に戻し入れ、混ぜ続けながら中火でボコボコというまで加熱する。

3.火を止め、チョコレートを入れてまんべんなく混ぜる。ボウルに移し、ラップを密着させ、ボウルごと氷水につけて冷やしておく。

◎基本のミルク生地
1.ボウルにバター以外の材料を入れ、手でしっかりとこねる。全体がまとまってきたらバターを加え、押し付けるようにしてさらにこねる。

2.生地がつるんとしてハリが出たらこねあがり。ボウルに移してラップをかぶせ、30℃で70分ほど、生地が2倍になるまで発酵させる。(一次発酵)

3.生地にパンチをし、丸め直す。ラップか布を乗せて15分置く。(ベンチタイム)

4.閉じ目を上にして、生地が25cm×25cmになるよう綿棒で伸ばす。チョコカスタードをほぐし、奥3cmほど残して広げ、上からチョコチップをちらす。

5.手前から奥に向かって巻き、巻き終わりは指でつまんでしっかりと閉じる。8等分に包丁で切り(※)、オーブンシートの上またはマドレーヌ用の使い捨てカップ(サイズは7.5cmが目安)に入れる。
※冷凍庫に5分程度入れてから切ると、切りやすくなります。

6.手に水を軽くつけて上から押し、表面を整える。35℃で40分ほど、ひと回り大きくなるまで発酵させる。(2次発酵)

7.表面に溶き卵(分量外)を塗り、200℃に予熱したオーブンで12分焼く。

チョコドーナツ(難易度:★★★)

イギリス、アメリカのマーケットで人気のイーストドーナツ。
ふわもちな食感がやみつきになるおいしさです。
好みで、砂糖をまぶしたり、ジャムやカスタードを入れても。

【材料】7個分
◎イーストドーナツ生地
強力粉(カメリアを使用)……250g
ドライイースト……4g
上白糖……30g
塩……4g
卵……110g
水……72g
レモンの皮……1個分(好みで)
食塩不使用バター(常温に戻す)……64g

◎デコレーション(好みで)
コーティングチョコレート……80g
チョコクランチ……30g
ココナッツロング……20g

【作り方】ホームベーカリーまたはニーダーで作る場合
(ベタつく生地の為、時間はかかりますが、手でこねる事もできます)
◎イーストドーナツ生地
1.バター以外の材料をホームベーカリー(またはニーダー)に入れてこねる。途中でバターを加え、生地にまとまりが出るまでこねる。

2.丸め直してボウルに入れ、ラップをして冷蔵庫で12時間低温発酵させる(1次発酵)。

3.ボウルから取り出し、7等分にする。軽く丸め直してラップか布をかぶせ、10分置く(ベンチタイム)。

4.ガス抜きをして丸め直し、後ろはしっかりと閉じておく。手のひらで少し押し、真ん中を2.5cmのクッキー型で抜く(指で穴をあけても)。余った生地は合わせて丸めておく。

5.9cm角に切ったオーブンシートの上に4をそれぞれ置く。上からビニールをかけ、35℃で75分ほど、生地がひと回り大きくなるまで発酵させる(2次発酵)。

6.170℃に熱した油に入れ、すぐに箸で真ん中の穴をクルクルと回して広げる。片面2分ずつ、計4分ほど両面を揚げ、油を切る。

◎デコレーション
1.ドーナツの粗熱が取れたら、溶かしたコーティングチョコレートをディップする。お好みでチョコクランチやココナッツファインをトッピングする。

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できあがりの写真や、作った感想などは、Instagramなどで#ぱんてな #FaitBeauTokyo のハッシュタグでシェアをお待ちしています!
みなさんのバレンタインが、素敵なものになりますように。

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WRITER

梶原 綾乃

梶原 綾乃

編集者/ライター。
お菓子やパンを作ったり、食べたりすることが好き。
ご当地パンの包装紙を収集中。「サラダパン」が大好き。

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