色鮮やかな花や新緑を目にしながら、ピクニックがしたくなるこの季節。パン好きのみなさんは、ピクニックにどんなパンを持っていきますか？ 「森トラスト・ホテルズ&リゾーツ」が展開するカフェ「GGCo.（ジージーコー）」と「ブランジェ浅野屋」の商品でおしゃれピクニック、略して“おしゃピク”を提案するプレス向けイベントが開催されたので、お邪魔してきました。

カフェ「GGCo.」の季節限定「桜といちごを感じるパン」3品

「GGCo.（ジージーコー）」は神谷町、御殿山、京橋など都内で4店舗を展開するベーカリーを併設するカフェ（御殿山はベーカリーのみ）です。季節やトレンドを取り入れた「カフェ de 歳時記」というコンセプトのもと、見た目も味も楽しめるパンが季節ごとに登場します。2025年春のコンセプトは「春を感じる『桜&いちごスイーツ』」。期間限定で3種類の商品が販売されています。

「桜のちぎりあんぱん」は、以前から好評の「さくらあんぱん」を人気の「ちぎりパン」にアレンジした春限定の商品です。桜の花に見立てられたパンに挟み込まれているのは2種類のあん。桜の花や葉の塩漬けを白あんに加えた「桜あん」と、粒あんに混ぜ込んだ「桜粒あん」、どちらもやさしい味わいです。ピンク色の見た目がかわいらしいだけでなく、パンを顔に近づけたときに感じる香りのよさにもハッとするパンです。

ちぎりパンとしてもうひとつ「いちごとピスタチオのちぎりパン」も販売中です。少し濃いめのピンク色の生地に、いちごとブルーベリーが挟まれて見た目も華やか。ベリーの下にはピスタチオのクリームが絞られていて、リッチな味わいを楽しめます。3連になっているので、その場で分けて食べやすいところもピクニックに向いていますね。

そして春の定番ともいえる「いちごデニッシュ」。バターの風味を感じるサクサクした生地に、カスタードクリームを絞ってから焼き上げた後、さらにカスタードクリームをのせ、フレッシュないちごをボリュームたっぷりにトッピングしています。カスタードクリームと甘酸っぱいいちごとの相性のよさを改めて感じられる一品です。

軽井沢に本店を持つ老舗「ブランジェ浅野屋」がおすすめする春のパン

これまで何度か「ぱんてな」でもその歴史やパンを紹介してきた「ブランジェ浅野屋」。軽井沢に本店を持ち、伝統的な製法でヨーロッパスタイルのパンを販売する老舗ベーカリーとしてお馴染みですが、2025年1月31日から「森トラスト」グループの一員になりました。一部のパンは、「GGCo.」でも販売されています。

春らしく、ピクニックにぴったりのパンとして「ブランジェ浅野屋」から紹介されたのは、4種類。「桜あんぱん」は春になると毎年登場するロングセラーです。桜風味のパン生地で、桜の葉を加えた桜あんを包んでいます。ふんわりとしたピンクの生地でピンク色のあんを包み込み、桜の塩漬けがアクセント。和菓子を思わせるような佇まいと味わいで改めて日本の春が感じられます。

軽井沢に本店を持つ「ブランジェ浅野屋」は、信州産の食材を使ったパンが豊富。信州産ブルーベリーを使ったジャムが、発酵バターを折り込んだサクサクのパイ生地で包み込まれた「信州産ブルーベリーパイ」もそのひとつです。表面にトッピングしたクランブルがザクザク、パイ生地がサクサク、そして濃厚なブルーベリージャムがとろり。食感のコンビネーションにも満足感があります。

「濃い抹茶ミルク」は、ブランジェ浅野屋の看板商品、軽井沢レザンのシリーズ。抹茶の生地に黒豆とホワイトチョコチップが練り込まれてミルキーさと和の融合が魅力的です。「濃い抹茶ミルク」と名付けられただけあり、抹茶の爽やかな香りがしっかり。新緑を見ながら屋外で食べるとますます清々しい気分になれそうです。

そしてもうひとつ、ピクニックにおすすめの定番商品として紹介されたのが「クロック・ムッシュ」です。ベシャメルソースにハムとチーズを組み合わせたボリュームのあるパンは、これひとつでランチにもぴったりなので、平日に公園ランチするときにももってこいです。

ピンクやグリーンのパン生地に、香りのいいあんや色鮮やかなベリーなどを添えた華やかなパンたち。手にしたら、自然とお出かけしたくなりそうです。「GGCo.」と「ブランジェ浅野屋」でパンを調達してから公園にでかけて、家族や友人と、もちろん1人でも春を満喫してみてはいかがでしょうか？

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