

【「パンのフェス 2025春 in 横浜赤レンガ」初出店パン屋さん】こだわりの生地に、くるみやりんごを使ったパンが揃う 神奈川県・横浜市「くるんぱん」

2016年に初開催して以来、延べ100万人以上が来場している日本最大級のパンイベント「パンのフェス2025春 in 横浜赤レンガ」が、2025年3月7日(金)~9日(日)に開催されます。それに先がけて、今年も「ぱんてな」では初出店のパン屋さんを紹介します。
今回は神奈川県・横浜市「くるんぱん」店主の向井次広さんに、「パンのフェス」への意気込みやフェスでのおすすめ商品などを伺いました。
「くるんぱん」について教えてください。
横浜市都筑区の住宅街に2023年3月にオープンしたお店です。食べたい時に気軽に買える、親しみやすさを売りにしています。
パン屋さんになる前はメーカーで勤務していました。50歳を過ぎて、定年後は夫婦で長くできる仕事がしたいと考え、食べ歩きをするほど大好きな「パン」のお店を開くことにしました。
「パンのフェス」は全国的にも有名なので、もっと多くの人に「くるんぱん」を知ってほしいと思い、今回の出店を決めました。会場限定パンなども揃えてお待ちしておりますので、ぜひお立ち寄りください。

店内には、常時20~30種のパンが長びます。通路にゆとりがあるので家族でお買い物がしやすいのは嬉しいポイント。
商品の特徴について教えてください。
商品はメロンパンやカレーパン、クリームパンやクロワッサンといった、定番を中心に揃えています。素材は国産小麦粉を使い、添加物になるべく頼らず、シンプルなパンづくりを大切にしています。
一番人気は「メロンパン」。外はサクサク、中はふんわりの食感が好評です。角切りの牛肉がゴロッと入った「牛肉カレーパン」や、手づくりの自家製カスタードを詰めた「クリームパンも」ご好評いただいています。



「くるみスイート」や「アップルバターパイ」のような、くるみやりんごを使ったパンを常時そろえております。くるみとりんごは、店名の「くるんぱん」に由来します。季節限定商品などにも使っているので、ぜひ注目してみてください。

自家製アップルフィリングが溢れ出しそうな「アップルバターパイ」も、ファンの多い商品。青森産や山形産など、その年に厳選したりんごを使うため、産地による味の違いも楽しめます。
「パンのフェス」販売商品で“これは食べてほしい”というおすすめを教えてください。
「パンのフェス」会場では「パニーニ」を中心に販売します。普段店頭にも並んでいる2種類「ハムとトマトのパニーニ」「ベーコンとタマゴのパニーニ」のほか、「明太ポテトパニーニ」も販売します。ボリューム満点でランチにおすすめです。


今回の「パンのフェス」限定商品として販売する「りんごちゃん」にも注目してください。「クリームパン」のカスタードと、「アップルバターパイ」のアップルフィリングを包んで焼き上げた、当店自慢の自家製フィリング2種類を同時に楽しめるパンです。

りんごそのままの姿が愛くるしい「りんごちゃん」。かぼちゃの種で葉っぱも表現しています。
パンづくりへの想いやこだわりを伺えますか?
生地には乳化剤や保存料、酸化防止剤などの食品添加物を使用せず、パンづくりをしていることです。
店舗周辺は若いファミリーが多い住宅街なので、ベビーカーを押しながら歩くお母さんをよく見かけます。そのような姿を見て「自分の子どもに食べさせるのだったら」と考えた時に、毎日安心して食べられるものをめざしたいと思いました。また、くるみやりんごには、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。そのような栄養でお客様を元気にできればと思いました。
これからもおいしく安心して食べていただけるパンを、いつでも気軽に買っていただけるような、そんなパン屋であり続けたいと思います。

店主・向井次広さんと妻の由美子さん。りんごやくるみが好きなリスを描いた看板にも“パンでお客様を元気に”という想いが溢れています。
毎日のように訪れる常連さんも多い、知る人ぞ知る地元の人気店「くるんぱん」。おふたりの優しさとアイデアあふれるパンが「パンのフェス」でさらに多くの人の心をつかむのではと思います。
ボリューム満点「パニーニ」はランチに、思わず笑顔になるほどかわいい「りんごちゃん」をデザートに、会場で味わってみてはいかがでしょうか。
くるんぱん
■店舗情報
- 所在地
- 神奈川県横浜市都筑区北山田3-17-20
- 営業時間
- 11:00~18:30
- 店休日
- 日曜・月曜・木曜
WRITER

辻 美穂