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「なかほら牧場」の新作スプレッド「ミルククリーム・いちごキャラメル」を実食レポ!
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「なかほら牧場」の新作スプレッド「ミルククリーム・いちごキャラメル」を実食レポ!

辻 美穂
辻 美穂

岩手県の「なかほら牧場」は、以前、「ぱんてな」でもご紹介したとおり国産の「グラスフェッドバター」(牧草を食べて育った乳牛のミルクから作られたバター)で知られています。

そんな良質なバターに定評があるなかほら牧場から、新作スプレッド「いちごキャラメル」が発売されました。同牧場の「グラスフェッドミルク」を使ったミルクスプレッドはどんな味わいなのか、実食しました。

ひと瓶でキャラメルクリームといちごジャムが楽しめる2層構造

新作の「いちごキャラメル」は、有機栽培いちごの「いちごジャム」と、グラスフェッドミルクの「キャラメルクリーム」の2層に分かれています。それぞれを別に味わったり、ふたつをお好みの配合でミックスするなど、ひと瓶でさまざまな味わいが楽しめます。

なかほら牧場

「グラスフェッドバター」と同じ、かわいい親子の牛が帯にデザインされた「なかほら牧場 ミルククリーム いちごキャラメル」(1,404円)。 層がきれいに分かれていて、フタを開けると、いちごの香りがふわ~っと広がります。

「キャラメルクリーム」は、「なかほら牧場」のグラスフェッドミルクと、有機ブルーアガベシロップをじっくり煮詰めたもの。

グラスフェッドミルクは、通年昼夜自然放牧の草食で育ったストレスフリーな牛から搾ったものです。ブルーアガベシロップは、くせのない甘みが特徴で、血糖値の上昇をゆるやかにすると近年注目されている天然甘味料です。

「いちごジャム」は、厳選した有機栽培いちごと、北海道産ビートグラニュー糖を使用。いずれも、こだわりの素材を使用していることがうかがえます。まずはそのまま味わってみてから、パンにつけて食べてみることにしました。

「なかほら牧場」とっておきの食べ方も♪いろいろなパンで実食しました

まずは身近ないろいろなパンにつけて食べてみました。

「食パン」は生とトーストで試しました。生の場合は、別々でもミックスでも、塗るだけでいつもの食パンがよりリッチな味わいに。トーストの場合、キャラメルクリームのほうがパンの香ばしさとより相性がよさそう。いちごジャムはキャラメルクリームとミックスして塗るほうが、筆者的にはおすすめです。

また、食パンを2枚用意し、いちごジャムとキャラメルクリームをそれぞれ塗って、サンドイッチにするのもよさそうです。

続いて「ロールパン」でもためしてみましたが、生地に含まれたバターとジャムが、やさしくなじみ好相性。さらに「バゲット」にも塗ってみましたが、ミックスしたほうがより華やかなハーモニーを楽しめると感じました。

なかほら牧場

ほかの楽しみ方としては、出勤前はシャキッと目覚めるために甘酸っぱい「いちごジャム」をチョイス、休日の朝はまろやかな「キャラメルクリーム」でまったり気分を味わうなど、シーンに合わせて変えてみるのもいいかもしれません。

「なかほら牧場」が伝授!とっておきの「バターしみしみトースト」

「なかほら牧場」のみなさんは、どんな食べ方をしているのでしょうか?牧場のみなさんとっておき「バターしみしみトースト」を教えていただきました。

「バターしみしみトースト」の作り方
1.トーストした食パンにバターをた~っぷりしみこませる。
2.「いちごキャラメル」を塗る。
3.塩をふる。

なかほら牧場

無塩バターを、表面に白く残るぐらいたっぷり塗ってしみしみにし、いちごジャムとキャラメルを別々に塗ってから、藻塩を軽くふりかけてみました。

たっぷりのバターが全体をまとめ、塩がアクセントになると同時に、いちごジャムとキャラメル、それぞれの風味をより引き出してくれます。たっぷりのバターを使ってしまう背徳感も個人的にはたまらない、クセになる味わい。パン好きのみなさんも、ぜひお試しください。

バナナやナッツを使ったお手軽スイーツに活用!

なかほら牧場の方から、「いちごキャラメル」は、バナナやナッツとも好相性と聞き、「バナナナッツトースト」を作ってみました。

食パンを軽くトーストして発酵バターを塗り、薄切りのバナナをのせたあと、砕いたミックスナッツを混ぜたキャラメルクリームを塗って、さらに軽くトースト。最後にいちごジャムを、アイシング用袋を使って絞ってみました。

やさしいバナナとキャラメルの甘みに、さわやかないちごがアクセント。弾けるナッツの香ばしさがたまらないデザートトーストになりました。おやつはもちろん、朝食にもおすすめです。

グラスパフェやヨーグルトにも

次にお手軽スイーツを!と思い、グラスパフェを作りました。グラスの底にいちごジャムをしいて、市販のアイスを置き、まわりにスライスバナナを置いて、こちらもアイシング用袋を使ってキャラメルクリームを絞ったもの。最後に砕いたナッツをふりかけて完成です!

ミルキーなアイスに寄りそうような甘みのキャラメルとバナナ。ミックスナッツの異なる食感や香ばしさをアクセントに楽しみつつ食べ進めていくと、甘酸っぱい赤のいちごジャムが、味はもちろん、見た目にも変化を添えてくれるパフェになりました。

また、いちごジャムとキャラメルクリームを混ぜて、ナッツとともにヨーグルトにかけたものもおすすめ。2層になっているからこそ、手軽にいろいろなデザートづくりが楽しめるのだと実感しました。

ひと瓶あれば、休日に友人や家族とワイワイとデザートづくりを楽しんだり、急な来客時でも、簡単なスイーツでおもてなしできそうですね。湯せんしながら牛乳と合わせて、ゆるめのデザートソースにするのもおすすめだそう。パンやお菓子づくりにも活用してみてください。

料理にも活用してみました!

好奇心が止まらなくなった筆者は、“もしかしたら料理にも活用できるかも”と、いくつかの調味料とも合わせてみました。その中で、“これはいけるかも!?”と思ったのが、「粒マスタード」を合わせたもの。いちごジャム3、キャラメルクリーム2、粒マスタード2弱の割合で混ぜ、ポークソテーにかけてみました。

なかほら牧場

塩こしょう、酒をふって焼いたポークソテーにかけ、クレソンとマッシュポテトを添えました。ソースに使う「粒マスタード」は、酸味や辛みをしっかり感じるものが向いているよう。時間が経つと甘みが強くなる傾向があるので、食べる直前に作るのがおすすめです。

いちごジャムとキャラメルクリームのコクと甘み、パチンと粒が弾けたときのマスタードの辛みが、ほどよく脂身の付いた豚肉といいハーモニー。時々現れる細かいいちごの果肉もアクセントになった、なかなか面白い組み合わせでした。今回は筆者の嗜好に合わせた組み合わせでしたが、お好みの組み合わせを探しながら、「いちごキャラメル」を使ったいつもと違う料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

パンと楽しめるのはもちろんですが、自分好みのブレンドで幅広いメニューにも活用できる「いちごキャラメル」。パン以外の食情報にも明るい「ぱんてな」読者のみなさんは、より素敵に楽しめる商品だと思いますので、機会があればぜひいろいろ試してみてください。

なかほら牧場

「なかほら牧場」のミルククリームには、「いちごキャラメル」のほか、「キャラメル」や「カフェショコラ」(各1,188円)もあります。

商品の詳細や購入は、「なかほら牧場オンラインストア」で。

WRITER

辻 美穂

辻 美穂

とにかく食べること、飲むことが好きで、異業種から食の業界へ転職をとフードコーディネーターの学校へ。複数の調理現場でバイトしたあと、菓子とパンの会社で商品企画の仕事に就く。自社パンのおいしい食べ方をあれこれ試しているうちにパンの魅力にハマり、その後ライター活動を始めてからも、そして活動拠点を福岡に移した2013年以降も、仕事のついでに気になるパン屋へ立ち寄り、新たなパンとの出合いを求め続けている。最近気になるのは、自分の体重と屋根で勝手に居候するスズメたちのこと。

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